秋冬シーズンが到來(lái)し、膨大な広さのアケボノスギ林やスギ林が、重慶市南川區(qū)山王坪鎮(zhèn)を秋と春の2つの景色に分割している。人民網(wǎng)が伝えた。
今から遡ること數(shù)十年前、この地には全く違った景色が広がっていた。山王坪は、カルスト地形に屬し、かつては「土地癌」を患っており、典型的な「石漠化(大地から土が流出して巖がむき出しになる現(xiàn)象)」區(qū)域だった。ここには、石ころや灌木、雑草のほかには、ほとんど大木は見(jiàn)られず、まして林などあろうはずはなかった。
重慶市南川區(qū)は、「土地癌」に対する対策を1980年代からスタートさせ、山王坪で「石を削り孔を掘り」、アケボノスギとスギを植えることで、68.4%だった森林率を95.5%にまで引き上げ、中國(guó)初のカルスト生態(tài)公園における森林浴エリアを生み出した。今では、「石頭山」には670ヘクタールを上回る「樹(shù)?!工鰜?lái)上がり、「ネット有名撮影スポット」となり、全國(guó)各地から観光客が押し寄せている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年11月22日