世界知的所有権機(jī)関（WIPO）はこのほど「世界知的財(cái)産報(bào)告書(shū)2019」を発表した。WIPOの観察によると、世界規(guī)模で見(jiàn)た場(chǎng)合、技術(shù)イノベーション（革新）の中心地帯は米國(guó)と歐州からアジアへ移りつつあるという?！竻⒖枷?bào)」が海外メディアの報(bào)道として伝えた。

シンガポール紙「聯(lián)合早報(bào)」のサイトが19日に伝えたところでは、科學(xué)技術(shù)分野の國(guó)際協(xié)力が増加を続けるが、技術(shù)イノベーションの盛んな地域は今もなお主に中國(guó)、ドイツ、日本、韓國(guó)、米國(guó)の5ヶ國(guó)に集中するという。

報(bào)道では、2015年から17年までに、この5ヶ國(guó)の大都市約30ヶ所の技術(shù)イノベーションが盛んな地域における特許數(shù)は世界の69％を占め、科學(xué)活動(dòng)も世界の48％を占めた。多くの國(guó)際協(xié)力が大都市のこうした地域で行われており、上位10都市での國(guó)際協(xié)力における特許件數(shù)は世界の26％を占め、中國(guó)では上海と北京が10都市に入った。

さらにWIPOの観察によると、世界規(guī)模で見(jiàn)た場(chǎng)合、技術(shù)イノべーションの中心地帯が米歐からアジアへ移りつつあり、昨年は世界の特許出願(yuàn)件數(shù)の3分の2がアジアからのものだった。WIPOのチーフエコノミストのカーステン?フィンク氏は、「この報(bào)告書(shū)は中國(guó)の技術(shù)イノベーションが盛んな都市はイノベーション活動(dòng)の主要地點(diǎn)であることを指摘した。たとえば、特許出願(yuàn)件數(shù)をみると、深セン-香港地域（深港地域）、北京、上海が技術(shù)特許ランキングで上位に並び、グローバル科學(xué)出版物ランキングでは、北京がイノベーションが盛んな世界最大の都市となり、上海、南京、広州も25位以內(nèi)に入った」と述べた。

WIPO報(bào)告はグローバルイノベーション協(xié)力の國(guó)際化がさらに進(jìn)んだと指摘した。

フィンク氏は例を挙げて中國(guó)のイノベーションが盛んな地域（都市）がどのようにしてグローバルイノベーションネットワークに融合していったかを次のように説明した?！袱郡趣à猩?港地域、北京、上海の間には緊密な協(xié)力関係があるだけでなく、イノベーションが盛んな海外の多くの都市とも幅広く協(xié)力を展開(kāi)してきた。特にサンフランシスコ-サンノゼ地域、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、シアトル、東京などと協(xié)力を展開(kāi)してきた」という。

またデータによると、中國(guó)國(guó)內(nèi)のイノベーションが盛んな地域同士のイノベーション協(xié)力も緩やかに増加した。

しかし中國(guó)はアジアで一人勝ちしているわけではない。WIPOのフランシス?ガリ事務(wù)局長(zhǎng)は、「韓國(guó)は技術(shù)イノベーションで非常に優(yōu)れており、インドも素晴らしいが、中國(guó)が主導(dǎo)的役割を果たしていることは確かだ。自分としてはこのことが歐州の技術(shù)イノベーションをめぐる競(jìng)爭(zhēng)力喪失を意味するとは思わず、技術(shù)革新の多様な発展とみなすべきだと考えている。競(jìng)爭(zhēng)はますます激しくなっている」と述べた。

またガリ事務(wù)局長(zhǎng)は、「現(xiàn)在の革新の局面はどうかといえば世界規(guī)模で緊密に連攜し、共同の世界的挑戦に立ち向かっており、各エコノミーはイノベーションを追求する上で開(kāi)放的な態(tài)度を保たなければならない」との見(jiàn)方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年11月20日