「今は各國の指導(dǎo)者が最大限の自制を保たねばならない時だ。世界は新たな灣岸戦爭に耐えられない」。グテーレス國連事務(wù)総長の報道官によるこの聲明は、國際社會の一致した願いを反映している。
中東情勢の緊張と動揺を激化させるいかなる行為も、終わり無き慘禍を意味するということに目を向けるべきだ。2003年にイラクに対して発動した軍事的冒険行動がどのような長期的戦亂をもたらしたか、2011年に西アジア?北アフリカ地域が動揺した際の外部からの武力介入がどのような耐えがたい「厳冬」をもたらしたか、現(xiàn)地の人々は身をもって最も深く知っており、良識ある各國の人々も非常によく分かっている。一方的な武力行使は問題を解決できないばかりか、逆効果であり、対立の悪循環(huán)を招き、最終的には収拾困難になることを事実は繰り返し証明している。
中東地域には安定化裝置が必要であり、新たな紛爭をこれ以上仕掛けることがあってはならない。國際社會のメンバーは國際法と國際公平?正義を積極的に守り、現(xiàn)在の中東情勢に適切に対処するために責(zé)任ある役割を果し、中東の平和?安定実現(xiàn)にプラスのエネルギーを注入し、紛爭の関係各者が対話によって問題の解決を図る軌道に速やかに戻る後押しを積極的にするべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月6日