中國國務院聯(lián)防聯(lián)控メカニズムは5日、記者會見を開き、醫(yī)療物資の生産、管理?調整、輸入などに関する最新の進展を紹介したほか、新型コロナウイルス感染による肺炎の診療案(試行第五版)の解説を行った。
1.新版診療案に「軽癥患者」が加えられた意義とは?
中國國家醫(yī)療専門家グループのメンバーである李興旺氏によると、検査能力の向上に伴い、新型コロナウイルス感染による肺炎患者には、肺炎の癥狀が見られる場合もあれば、癥狀が軽い患者もいることが分かっている。軽癥の患者は、それほど高熱は発せず、軽度のだるさや軽度の咳などにとどまる。ただ、癥狀は軽くても、依然として他の人への伝染力を有している。
李興旺氏は、現(xiàn)狀、無癥狀感染者の病狀は軽く、その伝染力も弱い。診斷の種類に「無癥狀感染者」を加えたのは、この種の患者を隔離治療の範囲に組み入れることで、伝染源をよりしっかりとコントロールし、この疾病の基本的な特徴をより詳細に描寫するためだとした。
2.武漢での退院基準は、中國全土の他の地域の基準よりも高くなっているが、湖北省や武漢市の退院基準を中國全土の基準にする必要はあるか?つまり10日間から12日間の再観察期間を設ける必要はないということか?
中國國家衛(wèi)生健康委員會?醫(yī)政醫(yī)管局監(jiān)察専員の郭燕紅氏によると、退院基準は、中國全土各地の醫(yī)療機関で統(tǒng)一されている。第五版診療案の退院基準の中では、正常な體溫が3日間継続している點や、呼吸器の癥狀が目に見えて回復している點などに注目している。
その他、畫像診斷により胸部の炎癥の目立った回復と呼吸器のウイルスの核酸検査が2回連続で陰性であるという基準は、中國全土で適用されており、湖北省だけ高い基準になっているようなことはない。
3.ここ數(shù)日、重癥患者數(shù)が大幅に増加しているが、これらの患者は軽癥から重癥に悪化したのか?
李氏によると、現(xiàn)時點までの患者の癥狀の進行狀態(tài)を総括すると、1週目は癥狀が比較的軽く、その後悪化する傾向にある。癥狀悪化は、特に9日目から12日目が多く、その後、急速に進行する過程がある。
4.マスク不足の問題をどのように解決するのか?
中國國家発展改革委員會社會発展司の■福慶副司長(■は赤へんにおおざと)によると、同委員會は國務院聯(lián)防聯(lián)控メカニズムの指示に基づいて、現(xiàn)在、マスク不足の問題解決に積極的に取り組み、主に以下の2點に取り組んでいる。
まず、供給の面では、作業(yè)員の職場復帰を急ピッチで進め、生産能力を高めて供給を強化している。各地が現(xiàn)在、晝夜問わずにフル稼働で増産しており、生産能力が拡大して、既に重要な進展を得ている。2月3日、中國全土の重點省22省のマスクの生産量は1日當たり1480萬枚に達しており、前日比で3.1%増となった。
次に使用の面では、科學的、合理的に必要に応じて機能に基づいて使用し、過度な使用を避けるよう呼びかけている。醫(yī)療用のN95マスクは、治療の第一線で働く醫(yī)療スタッフが使えるよう確保しなければならない。一般的な予防のために、貴重な醫(yī)療資源を使ってしまい、醫(yī)療スタッフが使えるものが十分にないという狀態(tài)にならないよう注意しなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年2月7日