今年の元宵節(jié)(舊暦1月15日、今年は2月8日)の夜空では「舊暦15日の月より舊暦16日の月がもっと丸くなる」上、舊暦16日にあたる9日に今年初のスーパームーンがやって來るという。中國の人々はその夜、「スーパー元宵ムーン」を楽しむことができる。
スーパームーンとは月が軌道上で地球に最も近い場所にある時に地球から見た月が最も大きくなる現(xiàn)象を指す。中國天文學(xué)會の會員でもある天津市天文學(xué)會の史志成理事は、「スーパームーンは2020年には4回あり、月の近地點(diǎn)(軌道上で最も地球に近づいた地點(diǎn))はそれほど遠(yuǎn)くないので、肉眼で見ても望遠(yuǎn)鏡で見るのと大差ない。今年最初のスーパームーンは2月9日になる」と説明した。
天文學(xué)の精密な計(jì)算によると、9日の午後3時33分の月が最も丸くなる。11日午前4時に軌道の近地點(diǎn)を通過する時には月と地球との距離は約36萬400キロメートルになり、平均距離の38萬4400キロメートルより約2萬4千キロメートル近くなり、このタイミングで見る月はより大きくみえるという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月8日