北京時(shí)間今月12日午後5時(shí)、東京オリンピックの聖火の採(cǎi)火式がギリシャのペロポネソス半島西部に位置するオリンピック発祥の地?オリンピアで行われ、聖火リレーが始まった。採(cǎi)火式では、巫女に扮した女優(yōu)が凹面鏡を使って太陽(yáng)光を集め、聖火となる火を採(cǎi)り、第1走者を務(wù)めるアンナ?コラカキ選手に渡した。コラカキ選手は、リオデジャネイロオリンピック射撃の金メダリストだ。第一走者を女性が務(wù)めたのは史上初だ。人民網(wǎng)が各社の報(bào)道をまとめて報(bào)じた。
今回の採(cǎi)火式は、學(xué)生によるダンスパフォーマンスや平和の象徴であるハトが放たれる儀式もなく、男女の巫女のパフォーマンスだけで進(jìn)められた。
新型コロナウイルスが世界的に感染しているため、採(cǎi)火式には観客を入れない異例の対応が取られ、國(guó)際オリンピック委員會(huì)(IOC)と東京オリンピック組織委員會(huì)が決めた100人だけが出席した。1984年の米國(guó)ロサンゼルスオリンピック以來(lái)、初めてのこととなる。
IOCのバッハ會(huì)長(zhǎng)は、「聖火は、明るい未來(lái)に対する私たちの期待を表している。開(kāi)會(huì)式を19週間後に控える中、東京オリンピックを成功裏に開(kāi)催できると信じている」と語(yǔ)った。
聖火はギリシャ國(guó)內(nèi)の3200キロ以上の道のりを約600名聖火ランナーがつないだ後、今月19日に近代オリンピックが初めて開(kāi)かれたアテネのパナシナイコスタジアムにて引継式を?qū)g施し、聖火特別輸送機(jī)「TOKYO 2020號(hào)」で日本へ輸送される。
今月20日からは、東日本大震災(zāi)の被災(zāi)地である宮城県、巖手県、福島県で各2日間「復(fù)興の火」として展示され、26日に福島第1原子力発電所事故の対応拠點(diǎn)となった「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」をスタート地點(diǎn)として出発する。その後、121日間で全47都道府県を巡り、7月24日に開(kāi)會(huì)式が行われる新國(guó)立競(jìng)技場(chǎng)の聖火臺(tái)に點(diǎn)火される。
東京オリンピックが計(jì)畫(huà)通り開(kāi)催されることを願(yuàn)わんばかりだ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月13日