この冬は新型コロナウイルスと全力で戦う冬となった。中國(guó)全土の新規(guī)感染者數(shù)は最近2桁臺(tái)に減っており、企業(yè)活動(dòng)?操業(yè)再開が安定的に推進(jìn)されている。今や大地に春が戻り、萬(wàn)物が蘇生している。人々はウイルスを徹底的に打ち負(fù)かし、マスクを外す日が一日も早く訪れることを願(yuàn)っている?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

だがマスクを外せない人々もいる。アレルギーの季節(jié)になったのだ。

気象北京は1日、2020年第1期花粉実況?花粉濃度予報(bào)を発表した。分析によると、今年の花粉シーズンは例年より早めだ。ネットユーザーは「薬を飲まないと」や、「震えが來た。窓を閉めなきゃ」などとコメントを寄せている。

北京電力病院アレルギー反応科の任華麗副科長(zhǎng)は、取材に対し「春の花粉や柳絮などは季節(jié)性アレルギーを引き起こしやすいアレルゲンだ。うち花粉癥は典型的で、春だけではなく秋にも発生する?；ǚ郅螡舛趣悉毪取⒌湫偷膜拾k作が生じる」と述べた。

任氏は、「春の花粉癥の際立った癥狀はくしゃみ、鼻水、咳で、これらの癥狀は一般的な風(fēng)邪やインフルエンザに似ている。春はちょうど風(fēng)邪やインフルエンザにかかりやすい季節(jié)であるため、3者の違いに注意しなければならない」と強(qiáng)調(diào)した。

任氏は、次のように説明した。

「まず、3者は病因が異なる?；ǚ郯Yは免疫反応病で、人體が花粉を異常物質(zhì)と間違えて判斷することで、一連のアレルギー反応が生じる。これは遺伝的な要素と関連しているが、感染はしない。風(fēng)邪やインフルエンザはウイルス感染によるもので、感染性を持つ」。

「次に、3者の癥狀にも異なる點(diǎn)がある?；ǚ郯Yはくしゃみ、鼻水、咳のほか、目のかゆみ、喉のかゆみ、深刻な喘息などを伴う。季節(jié)性アレルギー性鼻炎、結(jié)膜炎、咽頭炎などが生じる。風(fēng)邪とインフルエンザは呼吸器癥狀のほか、発熱、頭痛、體調(diào)不良といった癥狀が生じる。うちインフルエンザは體調(diào)不良がより深刻だ」。

「花粉癥にはさらに5つの特徴がある。（1）季節(jié)性のもので、季節(jié)が過ぎれば薬を服用しなくても自ずと治る。（2）反復(fù)性があり、毎年生じる。いわゆる「不治の病」だ。（3）急に癥狀が出て、急に癥狀が収まる。急性発作が生じることがある。居住地を離れれば直ちに好転する。（4）有効性があり、薬を服用すれば直ちに効果が出る。（5）家族的なもので、家族にアレルギーがある場(chǎng)合が多い。一般的な春と秋の花粉癥は、大気中の花粉濃度のピークと一致する」。

「季節(jié)性アレルギー、特に花粉癥については、直ちに薬を服用することが非常に重要だ。鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水などの癥狀を抑制し、生活の質(zhì)への影響を回避できるだけでなく、その他の喉頭炎、気管炎、鼻炎、中耳炎などより深刻な併発癥も回避できる。花粉癥の患者は外出時(shí)にマスクをつけると同時(shí)に、花粉対策メガネをかけるべきだ。車を運(yùn)転する時(shí)には窓を閉め、帰宅後すぐ著替え、風(fēng)呂に入り、洗髪し、花粉の吸入を減らす。ドアと窓を閉め、室內(nèi)で空気清浄機(jī)を使う」。

北京清華長(zhǎng)庚病院耳鼻咽喉頸部外科副主任醫(yī)師の秦賀氏によると、薬のほか生理的食塩水で鼻腔を洗うことで、アレルギー性鼻炎を予防し、癥狀を和らげることができるという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月11日