世界的な感染拡大に伴い、歐州諸國(guó)は中國(guó)の経験を參考にすることを検討し始めている。「鐘南山院士、會(huì)議全體を通して英語(yǔ)で中國(guó)の経験を共有」という話題が、微博(Weibo)での人気ランキングに上がっている。
中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)ハイレベル専門(mén)家チーム長(zhǎng)を務(wù)める中國(guó)工程院院士の鐘南山氏は歐州呼吸器學(xué)會(huì)次期會(huì)長(zhǎng)のアニータ?シモンズ氏とWeb會(huì)議を開(kāi)き、歐州呼吸器學(xué)會(huì)に中國(guó)の新型コロナウイルスによる肺炎への感染対策の成果と経験を紹介した。
◆最も効果的な方法は隔離
鐘氏は「感染癥の初期において、多くの感染者が自宅にいたため、家族がそれで感染してしまった。そのため最優(yōu)先任務(wù)は、大量の感染者を健常者から隔離することだ」と述べた。
シモンズ氏は武漢の封鎖措置を評(píng)価し、「武漢が封鎖された當(dāng)初、多くの人がこれを疑問(wèn)視した。しかし現(xiàn)狀を見(jiàn)ると、この措置の効果は顕著だ」と述べた。
鐘氏は「1月23日の武漢閉鎖は非常に力強(qiáng)い全國(guó)的な早期感染対策だ。隔離は重要な一歩だ。感染は急速に拡大する。他國(guó)もこのような措置を講じるべきだと思う。特効薬がない狀況下、都市封鎖は感染の蔓延を阻止する最も古く最も効果的な手段だ」と強(qiáng)調(diào)した。
◆臨床治療の経験共有、薬品試験の進(jìn)捗
鐘氏によると、SARSと新型肺炎患者の肺病理學(xué)生検結(jié)果を比較すると、最も大きな違いは新型肺炎患者の気管支及び肺胞に大量の粘液があり、粘り気が強(qiáng)く取り除くことが困難で、気道の通りを阻害している點(diǎn)だ。この取り除くことが困難な粘液は、重篤者を死に至らしめる主な原因の一つである可能性がある。そのため人工呼吸器の応用を改善するため、治療に際しては気管支または肺胞における粘液の蓄積をいかに減らし、患者の狀況の悪化を防ぐべきかを検討するべきだ。
鐘氏によると、2月17日までに新型肺炎向けの150種近くの臨床薬品試験が行われている。これにはレムデシビル、リン酸クロロキン、及び各種中國(guó)醫(yī)薬が含まれる。
◆先手を打つことが感染癥対策のカギ
鐘氏は、感染者と感染の疑いのある患者のデータを毎日更新?公表することが重要な措置と判斷した。また、共同感染対策メカニズムを始動(dòng)し、早期の発見(jiàn)、報(bào)告、隔離、治療を堅(jiān)持することが感染対策のカギになると強(qiáng)調(diào)した。
鐘氏はWeb會(huì)議の中で、さらに中國(guó)の感染対策の経験を紹介した。これには軽癥者を収容する臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)の建設(shè)、感染拡散の早期阻止などが含まれる。
鐘氏は「一部の歐州諸國(guó)で次々と流行しているが、早急に拡散を防止するべきだ。検査により新型肺炎とインフルエンザを區(qū)別する必要がある。中國(guó)は自國(guó)の経験を共有し、歐州呼吸器學(xué)會(huì)と連攜していきたい」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月13日