電子決済システムを運営する中國銀聯(lián)が2日に発表した「2019モバイルインターネット決済安全性大調(diào)査報告」によると、中國モバイル決済ユーザーの利用頻度は引き続き上昇し、1日當(dāng)たりの利用回數(shù)は平均3回以上となっている。中國新聞社が伝えた。

2019年、ネット詐欺の狀況はやや改善しており、調(diào)査によると、「ネット詐欺に遭ったことがある」という消費者の割合は51％と、前年比16％減となった。また、損失が生じたという人の割合も23％と、前年比で26ポイントも減少した。

中國銀聯(lián)のセキュリティ専門家の分析によると、2019年、中國のモバイル決済の利用頻度と消費金額はどちらも増加した。モバイル決済は、金融包摂の重要なキャリアとなっており、退職者や主婦、農(nóng)民、労働者などのグループが、光熱費などの支払い、ショッピングセンター?スーパー?コンビニ、市場などでの支払いなどで、モバイル決済を利用する割合が半數(shù)以上に達(dá)している。

調(diào)査では、モバイル決済をめぐる3つの悪い習(xí)慣が依然として高い割合で存在している。1つ目は、スマホを買い替える際、銀行カードの紐づけ解除やプライバシーにかかわる個人情報の削除をしない(24％)で、2つ目は、決済機(jī)能付きのアプリを銀行カードの紐づけ解除をせずに削除する(23％)。3つ目は、割引情報が含まれるQRコードを全部スキャンする(20％)となっている。また、違法な融資、為替、先物取引などのプラットホームからの銀行カードや認(rèn)証番號などの個人情報漏洩が、消費者が損失を被る主な原因となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月3日