沃森生物技術股フン有限公司(フンはにんべんに分)によると、その子會社の玉渓沃森生物技術有限公司が生産した13価肺炎球菌多糖結合型ワクチンの第1弾となる製品が、國家薬品監(jiān)督管理局が発行した「生物製品発行承認証明書」を取得した。これは同製品の市販が可能になったことを意味する。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
肺炎連鎖球菌は侵襲性感染癥及び肺炎、上気道感染を引き起こす最も一般的な原因だ。世界で毎年100萬人以上が肺炎連鎖球菌によって命を落としている。2歳までの子供は抗體がなく、肺炎球菌に感染しやすい集団となっている。
沃森生物は中國で初めて、世界で2番目に13価肺炎球菌多糖結合型ワクチンの市販を承認された企業(yè)だ。同社は中國で初めて同ワクチンを開発した。主に生後6週間から6歳までの乳幼児と児童の接種に使用される。同ワクチンがカバーする13種の血清型(1型、3型、4型、5型、6A型、6B型、7F型、9V型、14型、18C型、19A型、19F型、23F型)の肺炎球菌による感染癥を予防できる。
沃森生物が國家薬品監(jiān)督管理局の「生物製品発行承認証明書」を取得した第1弾の製品は14萬1119本。この証明書の取得は、同製品の市販が可能になったことを意味する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月3日