中國科學院蘇州生物醫(yī)學工程技術研究所によると、同研究所の汪大明研究員が率いるチームがこのほど、新型コロナウイルスPCR迅速検査システムを開発した。このシステムは常溫で保管?輸送でき、約45分で定性的結果が出る。裝置は小型で攜帯しやすく、新型コロナウイルス核酸をその場で迅速に検査できる。新華網が伝えた。
同システムによる検體検査の平均時間は45分。検査において核酸を抽出?純化する必要がなく、PCR増幅の必要もない。処理液により病原體を直接分裂させ、標的核酸を放出することで、検體の標的核酸の性質を判斷する。その試薬キットは常溫で保管?輸送でき、コールドチェーン物流に対する依存を最大限に減らすことができる。同技術は検體検査の適時性、技術プラットフォームの可用性、検査?測定の利便性、試薬キットの環(huán)境適応性などの面でいずれも優(yōu)れている。
新型コロナウイルス向けに開発された関連試薬キットは、すでに600人以上の検體の臨床試験を終えている。正確度は99%以上。また國家薬品監(jiān)督管理局の審査?承認を経て、3類醫(yī)療機器製品登録証書を取得している。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月10日