もうマスクを外してもいいのだろうか。無癥狀感染者に感染力はあるのだろうか。動(dòng)物間で新型コロナウイルスは感染するか。世界の感染狀況のターニングポイントはいつになるか。中國工程院院士で、呼吸器疾患専門家の鐘南山氏は12日、インタビューに応じた際にこうした問題について自らの判斷と提案を行った。人民日報(bào)が伝えた。

◆今はマスクを外す時(shí)ではない

今はマスクを外す時(shí)ではない。中國內(nèi)外の狀況は現(xiàn)在大きく異なっている。中國は非常に斷固とした措置を講じたため、現(xiàn)在すでに感染狀況の第2段階に入っている。その他の主要國はまだ大流行の第1段階で、そして感染が拡大している。これは人から人への感染の確率が非常に高く、患者數(shù)の伸び率が非常に高いことを意味する。マスクの著用は依然として重要な自己防護(hù)手段で、現(xiàn)段階でマスクを外すと言うのは時(shí)期尚早だ。しかし感染狀況が深刻ではない地域で、人の少ない場所や開けた場所であれば、必ず著用しなければならないというわけではない。

◆武漢は関門を越えたが、次の関門が待っている

続いて次の2つの試練を迎える。1つはいかに感染対策をしながら操業(yè)を再開するかで、もう1つは輸入癥例の防止だ。海外は現(xiàn)在も流行のピーク時(shí)にあり、海外との交流が緊密な中國沿岸部の一部の大都市は、感染再発に巻き込まれやすい。これは武漢及び全國の次の関門で、各種感染対策により関門を越えなければならない。

◆輸入癥例により、中國で感染「第2波」となる可能性は低い

輸入癥例による感染拡大の危険性は間違いなく存在する。特にPCR検査で陽性が出た、または癥狀の出た感染者は感染力が比較的強(qiáng)く、ウイルスの拡散を引き起こす。

大流行の可能性はあるだろうか。これは比較的低いとみられる。中國の感染対策はコミュニティまで浸透しており、コミュニティ住民はマスクの著用、人との交流の距離を置くなど高い自己防護(hù)意識(shí)を持つ。発熱などの癥狀が出れば速やかに報(bào)告するか診斷を受けさせ、さらに隔離することができる。全體的に見ると、コミュニティでの感染の危険性は確かに存在するが、中國で感染「第2波」となる可能性は低い。

◆世界のターニングポイントについて論じるのは時(shí)期尚早

世界的に見ると、感染癥の震源地は歐州で、とりわけスペインとイタリア?，F(xiàn)在はドイツ、フランス、英國も含まれる?，F(xiàn)在問題が最も大きいのは米國で、過去1週間で毎日1?2萬人のペースで増加している。そのため現(xiàn)在ターニングポイントはまだ見えない。

ターニングポイントを迎えられるかは、政府が力強(qiáng)い干渉に乗り出せるかにかかっている。他國には多くの予測不可能な要素があり、現(xiàn)在の情勢が続けばさらに2週間はかかるだろう。

◆中國の無癥狀感染者、割合は高くない

無癥狀感染者が何の理由もなく発生することはなく、通常は次の2つに分かれる。（1）感染狀況が深刻な地域で、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではまだ癥狀が出ていないが、すでに感染した可能性のある人。（2）感染確定者の濃厚接觸者。彼らが占める割合は比較的低い。

◆再陽性者、大多數(shù)が他者に感染せず

いわゆる再陽性について、大多數(shù)が核酸の斷片でありウイルスそのものではない。次の2つのケースに注意が必要だ。

（1）患者本人が再発か否か?；颊撙藦?qiáng)い抗體があれば、通常は再感染は生じない。再陽性者が他人に感染するかについては、具體的な分析が必要だ。通常、核酸の斷片には感染力がない。一部の學(xué)者は再陽性者の鼻咽頭ぬぐい液及び分泌物の培養(yǎng)を行ったが、ウイルスは培養(yǎng)されなかった。

（2）少ないケースだが、患者本人に多くの基礎(chǔ)疾患があり、癥狀が改善されただけで完全には回復(fù)していない場合、感染力を持つ可能性がある。

全體的に見ると、再陽性者に感染力があるかについて、私個(gè)人はそれほど懸念していない。