新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)昭蘇(モンゴルキュレ)県喀拉蘇鎮(zhèn)阿克薩依村にある穆英臺畜産品加工農(nóng)民専業(yè)合作社(農(nóng)業(yè)協(xié)同組合)では、従業(yè)員が作業(yè)場で忙しく立ち働き、現(xiàn)地特産の伝統(tǒng)食品「奶疙瘩(チーズの一種)」を製造していた。奶疙瘩の作り方は、まず新鮮な牛乳を発酵させ、発酵後できたヨーグルトを鍋に入れて煮る。その後、布袋に入れて絞って水切りし、手で小さく丸めて形を整え、最後に乾燥させる。2015年に設立された穆英臺畜産品加工農(nóng)民専業(yè)合作社では、奶疙瘩のほか、バターやヨーグルトなどカザフ族伝統(tǒng)の乳製品が作られている。同合作社で製造された奶疙瘩は、昔ながらの製法によるもので、観光客から高い人気を博している。
現(xiàn)在、同合作社では約20人が働いており、その多くは近くに住む村民という。村民たちは、家のすぐ近くで仕事に就き、現(xiàn)地特産の乳製品を作り、労働を通じて「幸せの味」を人々に伝えている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月16日