北京市第1弾のPCR検査車両2臺が28日、西城區(qū)と朝陽區(qū)で運用され始めた。これにより、醫(yī)療従事者の作業(yè)環(huán)境が効果的に改善されたと同時に、作業(yè)効率が飛躍的に高まった。新華網(wǎng)が伝えた。

北京展覧館南側(cè)の屋外広場は17日以降、西城區(qū)のPCR検査のための検體採取エリアの一つになっている。28日午後3時に取材したところ、1臺のPCR検査車両が同広場にとまっていた。車両には1つの情報登録窓口と4つの検體採取窓口がある。車両本體の両側(cè)には伸縮型のサンシェードがあり、検査を受ける市民を直射日光から守れるようになっている。この検査車両は同日午後、1つの情報登録窓口と3つの検體採取窓口を開放した。検査を受ける市民は自主的に窓口前に並んでいた。

北京市西城區(qū)展覧路病院の張克紅執(zhí)行副院長によると、同車両の使用により作業(yè)効率が大きく向上したという。これまではPCR検査カウンターに醫(yī)療従事者を2人つけ、同時に専門で消毒を行うスタッフを1人をつける必要があった。しかしこの車両內(nèi)では作業(yè)環(huán)境が大きく改善されたため、消毒の擔當者を配置しなくてもよくなった。5つの窓口をすべて開放した狀況で、人員を3人削減できるという。

張氏は、「検體採取は30秒で終わる。順調(diào)に作業(yè)が行われた場合、1つの窓口で1時間に約100人の検體を採取できる」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月29日