7月8日は世界アレルギー疾患の日。哈爾浜(ハルビン)醫(yī)科大學(xué)附屬第四病院耳鼻咽喉科の周彬主任によると、近年、アレルギー性鼻炎の発癥率が上がっており、しかも若年化する傾向がみられるという。アレルギー性鼻炎を普通の風(fēng)邪と勘違いしないよう、自分自身で気をつけ、癥狀をよく見(jiàn)ることが大切だという。新華社が伝えた。
周主任によると、アレルギー性鼻炎は免疫力低下によって起こり、臨床上は季節(jié)性と通年性に分けられる。季節(jié)性アレルギー鼻炎は通?;ǚ郅浈瑗猊胜嗓乳v係があり、通年性アレルギーは通常ダニや動(dòng)物の毛、空気中の汚染物質(zhì)などと関係しているという。
また周主任は、「アレルギー性鼻炎は風(fēng)邪の癥狀と混同してしまいやすい。アレルギー性鼻炎には通常、次のような典型な癥狀がみられる。発作性のくしゃみ、透明な鼻水、鼻のかゆみ、鼻づまりなどで、こうした癥狀が繰り返し起こり、長(zhǎng)く続くことが多い。喉や目、耳のかゆみなどの癥狀を伴う患者もいる。一方、風(fēng)邪は急性鼻炎とも呼ばれるが、その癥狀は通常1週間前後で治まる」と指摘している。
専門家は、「アレルギー性鼻炎の癥狀が出た場(chǎng)合は、早めに病院で受診してアレルゲン検査を行い、科學(xué)治療を受けるべきだ。タイミングを逃すと、アレルギー性喘息や副鼻腔炎などを併発することもある。日常生活では、規(guī)則正しい生活を心がけ、バランスの取れた適量の食事をし、うまくストレスを調(diào)整?発散して、自身の免疫力を高めるとよい。外出時(shí)にはマスクを著用し、アレルゲンとの接觸を減らすようにすべきだ」と注意を促している。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年7月8日