中國初の火星探査任務(wù)「天問1號」が近日中に、時期を見計らい打ち上げを迎える。今回の探査任務(wù)で、中國は「周回?著陸?巡視」を一度で実現(xiàn)することを計畫している。そのため、今回の重要打ち上げ任務(wù)を擔(dān)當(dāng)する「長征5號」キャリアロケットに搭載される「乗客」がどんな姿なのかが注目されていた。中國火星探査プロジェクトは22日、実物大の著陸プラットフォームと火星ローバーを正式公開した。環(huán)球時報が伝えた。
同日の発表會の畫面によると、火星ローバーの最も注目を集めた點は、前部に立つマストのような支柱で、その頂部の四角形の設(shè)備はロボットの頭のようだ。頂部の四角形のケースは火星ローバーの「目」にあたり、障害物を避けて前進(jìn)しリアルタイムの探査を行うためのフルパノラマカメラ、さらに鉱物の成分を識別するマルチスペクトルカメラが搭載されている?;鹦钎愆`バーのソーラパネルは4枚裝著されている。専門家によると、月面ローバー「玉兎號」と同様、火星ローバーのエネルギーも太陽エネルギーによって賄われ、この4枚の「翼」がソーラーパネルだ。火星は太陽からより遠(yuǎn)く離れており、火星表面の大気も日差しを弱める効果を持つため、火星ローバーの「翼」は玉兎號より1対多い。また火星ローバーには探査レーダー、磁場測定器、気象測定器が搭載されており、火星の全面的な探査が可能だ?;鹦堑乇恧翁厥猸h(huán)境に適応するため、火星ローバーには他にも環(huán)境感知、障害物識別、局部ルート計畫、複數(shù)車輪の運(yùn)動協(xié)調(diào)制御といった機(jī)能がある。中國初の火星ローバーの高さは1.85メートル、重さは約240キロ。設(shè)計上の耐用期間は火星の3カ月で、地球の92日に相當(dāng)する?;鹦钎愆`バーはその期間中、火星の地質(zhì)や環(huán)境、気象などを探査する。
実物大の著陸プラットフォームも同日、火星ローバーとともにお披露目された。中國初の火星探査任務(wù)において、同プラットフォームは火星ローバーを搭載して火星の地表に著陸する。著陸プラットフォームは著陸機(jī)とも呼ばれ、火星ローバーと合わせた重量は1300キロ?;鹦钎愆`バーを搭載して火星表面に著陸する「恐怖の7分間」を乗り越えることになる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月23日