中國國家航天局(宇宙局)がこのほど明らかにしたところによると、7月17日、キャリアロケット「長征5號(hào)遙4」が中國文昌航天発射場の完成技術(shù)區(qū)で組み立てとテストを終えた後、垂直姿勢のまま打ち上げエリアへ運(yùn)ばれた。計(jì)畫では7月下旬から8月上旬までの間にタイミングをみて打ち上げられ、中國初の火星探査任務(wù)を遂行する予定だ(惑星探査プロジェクトは「天問1號(hào)」の任務(wù))。新華社が伝えた。
「長征5號(hào)遙4」は5月末に同発射場に運(yùn)ばれた後、飛行任務(wù)に基づいて打ち上げプロセスのテストを行い、組み立てやテストなど各種の準(zhǔn)備作業(yè)を次々に完了した。今月17日午前には、移動(dòng)式打ち上げプラットフォームは発射場の垂直テスト作業(yè)現(xiàn)場から出発、安定した狀態(tài)で約2時(shí)間運(yùn)転を続け、その後、打ち上げエリアまで安全な狀態(tài)で運(yùn)ばれた。今後、機(jī)能検査と接合テストを完了した後、最終的な狀態(tài)を確認(rèn)し、推進(jìn)剤を注入し、計(jì)畫通りに打ち上げられる見込みだ。
今回の任務(wù)は「長征5號(hào)」シリーズ初の応用任務(wù)であり、中國初のキャリアロケットによる地球-火星間トランスファ軌道への打ち上げ任務(wù)でもある。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月18日