中國科學(xué)院國家天文臺(tái)によると、中國科學(xué)院南米天文センターの程誠氏ら研究者は「中國天眼」と呼ばれる500メートル口徑球面電波望遠(yuǎn)鏡(FAST)の19本ビーム受信機(jī)を利用し、低赤方偏移スターバースト銀河サンプルの4つの星雲(yún)について先導(dǎo)観察を行い、初めて3つの星雲(yún)の中性水素線を観測した。中國青年報(bào)が伝えた。
FASTが銀河系外星雲(yún)の中性水素発射線を観測したのは今回が初めて。同研究成果の論文は、世界の天文學(xué)界で権威ある學(xué)術(shù)誌「A&A Letter」に収録された。
FASTは現(xiàn)在の世界で感度が最も高い天文電波望遠(yuǎn)鏡で、銀河系外星雲(yún)の中性水素の観測はその重要な科學(xué)目標(biāo)の一つだ。程氏によると、FASTは今回の観測において5分の露光で直ちに銀河系外星雲(yún)の中性水素信號(hào)をキャッチし、極めて高い感度を示した。程氏は「この結(jié)果は、我々が中性水素と一酸化炭素スペクトル線の観測データを利用し、星雲(yún)の暗黒物質(zhì)の分布を研究する可能性を示している」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月7日