雲(yún)南省金平分水嶺國家級自然保護區(qū)管護局が22日に明らかにしたところによると、同局の上級エンジニアで、科學(xué)研究所所長の喩智勇氏と中山大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院博士の劉瑩氏ら學(xué)者は、國際的な學(xué)術(shù)誌「Phytokeys」に文章を発表し、金平分水嶺國家級自然保護區(qū)でノボタン科フォルディオフィトン屬の新種を発見したと報告した。世界の生物に新たな仲間が加わった。中央テレビニュースが伝えた。

科學(xué)者はこの種の形態(tài)や生育環(huán)境などを詳細に描寫した上、ITS配列に基づきその體系的な発育分析を行った。この種には4枚の花びら、8つの二長雄しべがあり、葯隔の基部が隆起しているが隔たっていない。上述した形態(tài)的特徴及び體系的な発育分析の結(jié)果によると、この植物はノボタン科フォルディオフィトン屬の仲間だ。形態(tài)の観察及び比較によると、この植物の葉は植物の基部から生え、莖は短いが節(jié)がはっきりしている。葉柄は長く柔らかい毛で覆われ、翼がなく、傘の形をした花序がある。フォルディオフィトン屬の既知の種の性狀と異なっていることから、まだ記録されていない種と判斷し、「金平異薬花」と名付けた。

この名稱は、この植物のタイプ産地である金平県に基づくもの。金平異薬花は現(xiàn)在、雲(yún)南省南東部の金平県でしか記録されていない。通常は標(biāo)高900?1900メートルの森の中もしくは林縁で生育する。薄暗く涼しく濕った、水はけの良い環(huán)境を好む。喩氏は、この植物が現(xiàn)地ですでに1000株以上見つかっていると推算した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月23日