竹類は経済性と実用性が高い。中國科學院昆明植物研究所によると、中國內(nèi)外の科學者がラオス中部カムムアン県のカルスト地形で発見した極めて珍しい多肉の竹類はこのほど、新屬として認定された。関連する研究結果は世界的に有名な植物分類學誌に掲載された??萍既請螭瑏护à?。
世界中には約120屬以上?1600種あるタケ亜科植物は、稲、小麥、トウモロコシ、サトウキビなどと同じイネ科に屬する。すでに竹類の高い多様性が明らかになっているが、多肉の竹については報告されていなかった。ソルボンヌ大學のトーマス?ハイフォマンス博士らは2012年にラオス中部カムムアン県のカルスト地形で野外調(diào)査を行った際に、形態(tài)が極めて獨特な珍しい竹類に気づき、早いうちに中國科學院昆明植物研究所の李徳銖研究員と連絡を取った。彼らはラオス及びブラジルの科學研究者と協(xié)力し、それについての研究を行った。
この竹には季節(jié)的な落葉や、莖の中が詰まっており一本しか枝分かれしない特徴がある。またサボテン、アロエ、リュウゼツラン、トウダイグサ科などの遠縁の多肉植物と類似した特徴を持つ。その莖は乾季に備えスポンジのように水を貯蔵し、莖の體積が內(nèi)部の含水量によって季節(jié)ごとに変化する。乾季には莖の直徑が縮小し、外側に多くの窪んだ溝が生じる。この竹の解剖學的実験でも同じ特徴が見られ、乾燥した標本の莖が水を速やかに吸収し膨らむことができる。多肉の特性により、自然生息地における極端な季節(jié)的干ばつに特に適応できるようになっている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月1日