広西壯(チワン)族自治區(qū)桂林市のパンダファン?余星星さんは23日、柳州市動物園に足を運び、パンダ?明浜(メイヒン)の誕生日パーティーに參加。微信(WeChat)を通して、新型コロナウイルスの影響で中國に來ることができない日本のパンダファン6人にその様子をライブ配信していた。そして、明浜がかわいい仕草を見せるたびに、それをカメラに収めていた。中國新聞社が報じた。
明浜は日本で生まれ、2012年12月に帰國。23日に14歳の誕生日を迎えた長壽の明浜のために、柳州市動物園はスペシャル誕生日パーティーを開催し、各界の人々を招待した。
同日、飼育員は竹やとうもろこしの粉で作った蒸しパン、ニンジン、カボチャなどを使い、明浜に特製のタニシ麺をプレゼントした。動物園の宣伝教育部の趙嘉亮部長によると、竹を細く切ってビーフンに見立て、竹の葉を青菜に、そして蒸しパンをカモの足の形に作り上げて、明浜に柳州の名物料理を味わってもらったという。
余さんは、大のパンダファン。明浜の誕生日には毎年、動物園にやって來る。そして、そこで日本人のパンダファンとも知り合うようになった?!袱い膜猡胜椤⑷毡兢违靴螗昆榨ˉ螭麂氦握Q生日を祝うためにやって來る。でも、今年は新型コロナウイルスの影響で、中國に來ることができないため、祝福する彼らの思いも攜えて、明浜を見に來るよう頼まれた」と余さん。
パンダファンの田中明美さんは2019年に、明浜の誕生日を祝うために動物園にやって來た。田中さんは、初めて明浜に出會った時のことを振り返り、「2011年に和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで初めて見たパンダが明浜だった。そのかわいい姿にすぐに虜になり、大ファンになった」と話していた。
明浜の誕生日の日、田中さんは微信のモーメンツに「明浜、14歳の誕生日おめでとう。今年も盛大な誕生日パーティーが開かれるのでしょうね」という祝福の言葉のほか、動物園に行くことができず殘念な気持ちを綴っていた。そして、余さんから送られてきた誕生日パーティーの動畫を見て、「來年こそは柳州市に行って、明浜の誕生日パーティーに參加したい」と返信していた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月24日