中國國務(wù)院新聞弁公室が2月26日に開いた記者會見で、人力資源?社會保障部(人社部)の游鈞副部長は、「當(dāng)部は現(xiàn)在、関連當(dāng)局と定年退職の年齢を引き上げるための具體改革案を検討している」と明らかにした。北京日報(bào)が報(bào)じた。
中央人材工作協(xié)調(diào)グループの特別招聘専門家?呉江氏は取材に対して、「定年退職の年齢が低すぎると、ヒューマンリソースの浪費(fèi)につながる。段階的にその年齢を引き上げることで、就業(yè)と人口高齢化の間にあるアンバランスな現(xiàn)狀を緩和させることができる。デジタル経済やスマート製造が多くの雇用を創(chuàng)出しており、定年退職の年齢を引き上げても、若者の就職には影響しない」との見方を示した。
経験ある技術(shù)者のつなぎ留めが必須
人社部の張紀(jì)南部長は、同記者會見で、「現(xiàn)在、就業(yè)動向の構(gòu)造的アンバランスが際立っており、就職が難しいのに、人材不足でもある。特に、技術(shù)?技能を持つ人材の求人倍率が2倍を超えている。つまり、技術(shù)者1人につき、少なくとも2つのポストがあるということ」と説明した。
呉氏も、「これはこの先15年の主な問題。人材不足が一層深刻になり、経験ある技術(shù)者不足が進(jìn)むだろう。そのため、経験ある人材をつなぎ留めなければならない。定年退職の年齢が低すぎると、人材の浪費(fèi)につながる。就業(yè)問題は、その年齢引き上げにより、緩和させなければならない現(xiàn)実的な2大問題の1つだ」とする。
そして、「中國は現(xiàn)在、工業(yè)化から脫工業(yè)化への過渡期にある。脫工業(yè)化社會の経済形態(tài)は主にデジタル経済。それと、スマート製造に必要なのは人の知力であって、體力ではない。そのため、定年退職の年齢を引き上げても、労働者にとっては何の問題にもならない」との見方を示す。
國際連合と世界保健機(jī)関(WHO)の基準(zhǔn)では、65歳以上が高齢者?,F(xiàn)在、世界の主要エコノミーの定年退職年齢はほとんど65歳以上になっている。
ハイテクに関わるポストの対象は若者
呉氏は、「定年退職の年齢を引き上げても、退職の自由が奪われるわけではない。融通性ある就業(yè)狀況が増えており、退職にも融通性を持たせるべきだ」と強(qiáng)調(diào)する。
定年退職の年齢を引き上げることで、若者の就職に影響が出ることはないのかというのが、多くの人が関心を寄せる問題で、呉氏は、「答えはNO。今の若者の就職の主なルートは何かを考えなければならない。ハイテクの発展が就職に大きな影響を與えることは明らかだ。多くのポストが淘汰されたが、たくさんの新たなポストが創(chuàng)出されている。工業(yè)革命において、自動車が馬車に取って代わるようになったのと同じだ。デジタル経済とスマート製造のポストは、ハイテクやインターネット、ビッグデータなどに依存しており、どれも若者のためのポスト。ポテンシャルは非常に大きい」と説明する。
そして、「現(xiàn)在、製造業(yè)の多くのポストが消失しているが、先進(jìn)的製造業(yè)や新興のサービス業(yè)が登場している。例えば、北京のサービス業(yè)がGDPに占める割合は80%を超えている。ほとんどの新興のサービス業(yè)のポストも若者が就いている。今後就職するには、高い技術(shù)や知識、知恵が求められ、懸念材料は何もない」との見方を示した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月3日