中國工商銀行海南省支店が18日に明らかにしたところによると、デジタル人民元がこのほど海南省の越境輸入EC企業(yè)である國免（海南）科技有限公司で使用されるようになり、決済が完了したという。デジタル人民元が同省での越境輸入ECの決済シーンに使用され、決済が行なわれた初めてのケースとなる。新華社が伝えた。

これは同支店がデジタル人民元決済のインターフェースおよび運(yùn)営サービスを提供し、海航集団の海南新生情報技術(shù)有限公司（新生支付）が技術(shù)面のバックアップと企業(yè)向けサービスを提供するプロジェクトだ。

新生支付のデジタル人民元プロジェクト責(zé)任者の劉小利さんは、「一般のECプラットフォームに比べ、越境輸入ECは実名による認(rèn)証を基礎(chǔ)とした上で、さらに購入者と支払者との一致性も確認(rèn)しており、稅関の監(jiān)督管理の要求により合致している。消費(fèi)者は注文の最終段階の支払いで『デジタル人民元による決済』を選ぶだけでよい。これで消費(fèi)者とプラットフォームとの決済の閉ループを?qū)g現(xiàn)し、決済プロセス全體の経済性と安全性がより強(qiáng)化される」と説明した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月19日