「18歳で高校を卒業(yè)してから、これまで夜中の2時(shí)前に寢たことがない」と話す浙江省杭州市の女性?唐羽さん（27）は最近、顔にシミの一種である老人性色素斑ができていることに気付いた。それまで、靜まり返った夜は、唐さんにとってネットサーフィンをしたり、ドラマを見(jiàn)たり、BBSを見(jiàn)たりと、我を忘れて遊ぶことができる時(shí)間だったという。

夜更かしを続けた10年の間、唐さんの體は、実のところさまざまな「不調(diào)」を訴え続けていたという?！赋酩幛?、時(shí)々體がだるいなと感じ、その後は抵抗力が落ちた。そして、今は顔に老人性色素斑ができてしまった」と唐さんは鏡に映る自分の顔を見(jiàn)ては後悔しているという。

老人性色素斑の原因は？

杭州市第九人民病院の皮膚科の李娟娟醫(yī)師によると、老人性色素斑は高齢者だけに生じるとは限らず、若者にも生じることがあるという。その原因は今のところはっきりしておらず、遺伝や日焼け、ライフスタイルと関係がある可能性があるとみられている。凍結(jié)やレーザー、手術(shù)などの方法で除去することができる。

唐さんの顔にできた老人性色素斑は、長(zhǎng)年の夜更かしや精神狀態(tài)が原因だと診斷された。その後、生活習(xí)慣を改善したところ、薄くなってきたという。

実際のところ、唐さんのように、「仕事が多すぎて早寢できない」や「いっぱい遊びたいので早寢したくない」と考える若者は少なくない。しかし、長(zhǎng)期にわたって夜更かしをしていると、外見(jiàn)にも影響を與えてしまうシミが生じやすくなるほか、肥満や抜け毛、記憶力の低下の原因にもなり、さらには心脳血管疾患や認(rèn)知癥のリスクまで高まる。

何時(shí)まで起きていれば夜更かし？

夜11時(shí)以降に寢た場(chǎng)合、夜更かしの範(fàn)疇となる。一晩中寢なかったり、夜中の2－3時(shí)に寢たりした場(chǎng)合は正真正銘の夜更かしと言えるだろう。

夜更かしした日は遅くまで寢て補(bǔ)うことができる？

夜更かしをした場(chǎng)合、次の日の朝、遅くまで寢ていれば問(wèn)題はないのだろうか？しかし、ある程度の効果は期待できるものの、その害を完全に消し去ることはできないというのがその答えだ。

杭州市第九人民病院中醫(yī)學(xué)科の呉建飛副主任醫(yī)師は、「中醫(yī)學(xué)には、一晩寢なかったことがもたらす體への害は、100日経っても埋め合わせはできないという意味の『一夕不臥、百日不復(fù)』という言葉がある。夜更かしすることで、體の正常な晝と夜のリズムが狂い、神経や內(nèi)分泌の調(diào)節(jié)も狂ってしまうのがその原因だ。遅くまで寢ることでそれを解消することはできない」と指摘する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月23日