就職情報サイトの智聯(lián)招聘が20日に発表した2021年第2四半期（4-6月）の「中國雇用市場景気報告」のデータによると、同期の雇用景気指數(shù)（市場で求職者1人に対して求人が何件あるかを示す）は2.09だった。求人の増加率が求職者の増加率を上回った影響により、指數(shù)は前期に比べて季節(jié)的な上昇傾向を示した。「北京日報」が伝えた。

業(yè)界別に見ると、今年第2四半期で同指數(shù)がトップだったのは教育?研修?學(xué)校業(yè)界で、仲介サービス、専門サービス?コンサルティング、物流?倉庫、娯楽?スポーツ?レジャーなどの業(yè)界も引き続き相対的に高かった。

同指數(shù)の低い業(yè)界には引き続き、エネルギー?鉱物?採掘?精錬、ギフト?玩具?美術(shù)工蕓品?コレクターズアイテム?ぜいたく品、環(huán)境保護などの業(yè)界が並んだ。大半の業(yè)界は同指數(shù)が前期に比べて上昇したが、雇用をめぐる競爭は依然として激しい。

職業(yè)別に見ると、教育?研修関連の職業(yè)が初めて首位に立った。市場の監(jiān)督管理が厳しくなる中、教育?研修業(yè)の求人は引き続き堅調(diào)で、家庭教師関連の求人が雇用全體の大幅増加をもたらし、同指數(shù)は前年同期比も前期比も目に見えて上昇した。技術(shù)者?オペレーター、調(diào)理?料理?食品開発、販売業(yè)務(wù)など職業(yè)も同指數(shù)が高く、前期比、前年同期比ともに上昇したものが多かった。

同指數(shù)の低かった職業(yè)は主に上級管理、IT（情報技術(shù)）管理?プロジェクト管理、PR?メディア広報などで、前年同期比も前期比も小幅の上昇にとどまった。

地域?都市別に見ると、東部、中部、西部、東北地域では同指數(shù)が次第に低下する傾向が見られたが、前期比ではいずれも上昇した。長江デルタ地域の二線?三線都市では同指數(shù)が高く、珠江デルタ地域の中山、東莞、仏山などの都市の雇用市場も相対的にゆとりがあった。北京?天津?河北地域では雇用圧力が引き続き大きく、北京と天津は雇用をめぐる競爭が激しかった。東北地域では同指數(shù)が低く、瀋陽、哈爾浜（ハルビン）、長春などの都市の雇用情勢には大きな変化が見られなかった。

企業(yè)の規(guī)模?性質(zhì)別に見ると、各種企業(yè)で同指數(shù)が前年同期比、前期比ともに上昇した。大手企業(yè)は同指數(shù)が最も高いうえ、雇用者數(shù)も目に見えて増加した。中小?零細企業(yè)では同指數(shù)が依然として相対的に低く、民間企業(yè)は同指數(shù)が依然として高かった。國有企業(yè)は雇用をめぐる競爭が最も激しく、外資系企業(yè)は需要と供給がさらに縮小した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月22日