水中ロボット、消毒ロボット、手術(shù)ロボット…上海市の張江科學(xué)城に入ると、見切れないほどさまざまなロボットがある。新型コロナ感染癥対策や最近の河南省の水害において、張江製のロボットが大活躍し、経済?社會(huì)の発展へ寄與する科學(xué)城の縮図になった。新華社が伝えた。
上海査湃智能科技有限公司の創(chuàng)業(yè)者である付斌博士は、電話で「緊急救援チームの水害対策と災(zāi)害救助に用いられるように、このほど鄭州に水中ロボットを送ったばかりだ」と話した。張江科學(xué)城で創(chuàng)設(shè)された同社だが、水中ロボットを前方の救援チームに緊急に引き渡すと、付氏とその仲間は再び製造拠點(diǎn)に戻り奮戦を続けた。
同社が研究?製造したロボット製品及びサービスは主に、水中プロジェクト、水中安全検査、水中捜索救助、水中科學(xué)調(diào)査など複數(shù)の分野に用いられる。付氏は創(chuàng)業(yè)前、日本の東京海洋大學(xué)に留學(xué)していた。海外の先進(jìn)的な深海裝備を見た付氏は、「中國は海洋大國から海洋強(qiáng)國になるためには、先端スマート海洋裝備が重要な支えになる。自分たちの水中ロボットを開発し基幹中核技術(shù)の國産化を推進(jìn)するべきだ」という考えを持つようになった。
鄭州市の水害対策の最前線で今回用いられた攜帯型水中ロボット「海峽號(hào)」は、同社が創(chuàng)業(yè)當(dāng)初に発売した製品だ。世代交代?アップグレードを繰り返し、この水中ロボットはますますスマートになり、ドローンのように地上で操縦し、水中の詰まりや漏洩箇所を正確に測(cè)位できるようになり、危険な水中環(huán)境における作業(yè)効率を大幅に高め、潛水施工によるリスクを効果的に減らした。
沈沒船「桑吉號(hào)」の引き揚(yáng)げ作業(yè)から、杭州灣海上大橋水中基礎(chǔ)部分の専門的な検査サービスに至り、さらには現(xiàn)在の各種水域救援など、技術(shù)の進(jìn)歩に伴い水中ロボットの応用シーンが広がり続けている。張江科學(xué)城で、付氏の夢(mèng)が一歩ずつ現(xiàn)実に変わっている。
上??茖W(xué)技術(shù)イノベーションセンター建設(shè)推進(jìn)弁公室の彭崧執(zhí)行副室長(zhǎng)は、「現(xiàn)在の張江はすでに全國のイノベーションの濃度が最も高い地域の一つになっている。ハイテクの産業(yè)化を推進(jìn)するほか、張江科學(xué)城は基幹中核技術(shù)のブレイクスルーを急ぎ、中國の特色ある自主イノベーションの道を歩み、科學(xué)技術(shù)イノベーションの最先端に立つという重要な使命を擔(dān)っている」と述べた。
「既存の300メートル水中ロボットを踏まえ、さらに1000メートル以下の水中ロボットを獨(dú)自に研究開発する」。張江科學(xué)城という大きなプラットフォームを利用し、付氏とその同僚は水中世界を探査する旅において、力強(qiáng)い未來に向け進(jìn)み続ける。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月19日