攜程旅行網(wǎng)が7日に発表した「秋の旅行及び中秋節(jié)の予測(cè)データ報(bào)告」によると、中秋節(jié)(舊暦8月15日、今年は9月21日)連休を前にして、省?自治區(qū)?直轄市をまたぐツアーが秩序よく再開(kāi)されている。
2019年と比べ、今年の中秋節(jié)連休には、多くの目新しいニッチな旅行先に目が向けられるようになっている。19年の予約狀況と比べて伸びの大きい新たな旅行先「10大ダークホース」には、都江堰、象山、南澳島、額済納旗、曲阜、恵東、桐廬、舟山、長(zhǎng)春、湖州が並んだ。長(zhǎng)江デルタ地域と珠江デルタ地域の周辺に浮かぶ小さな島や山にも人気が集まっている。秋の景色を楽しめる都江堰、額済納旗、長(zhǎng)春などは、最近になって予約件數(shù)が猛烈な勢(shì)いで伸びている。
秋の気配が次第に濃厚になり、多くの人が秋らしさを味わえるニッチな屋外の旅行目的地に注目するようになった。2019年の観光地予約狀況と比較すると、屋外の観光地の10大ダークホースには、成都?洛帯古鎮(zhèn)、北京?野鴨湖國(guó)家濕地公園、梵浄山、珠海?外伶仃島、蘇州?網(wǎng)師園、雨崩村、崇左?徳天跨國(guó)瀑布、康定?木格措、山西?雲(yún)丘山、曲阜?尼山聖境景勝地が並んだ。
新型コロナウイルス感染癥の予防?抑制の狀況が徐々に安定するにつれ、最近は上海市、湖北省、河南省、浙江省、湖南省、広東省、四川省、山東省、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)など多くの省?自治區(qū)?直轄市が省?區(qū)?市をまたいだ団體ツアーを秩序をもって再開(kāi)すると発表し、湖南省張家界市や江蘇省南京市などの観光地の多くが順調(diào)に観光客の受け入れを再開(kāi)した?,F(xiàn)地の民用航空市場(chǎng)の旅客輸送量も著しい回復(fù)傾向を見(jiàn)せ始めている。
ますます多くの地域で省をまたいだツアーが再開(kāi)されている。攜程プラットフォームでは、団體ツアーやフリーツアー、オーダーメイド旅行など、航空券とホテルがパッケージになった商品の予約件數(shù)が安定的に増加している。データを見(jiàn)ると、攜程プラットフォームでは今月6日、団體ツアーやフリーツアーなどでの省を跨ぐツアーの予約件數(shù)が8月20日に比べて365%増加した。
中秋節(jié)連休は3日間の小型連休で、旅行に行く人の多くが特色あるホテルで秋を楽しんだりのんびり過(guò)ごしたりする旅行を選択している。攜程プラットフォームでは、秋をテーマにした部屋、ファミリー向けの部屋、エレクトロニック?スポーツ(eスポーツ)を楽しめる部屋の検索件數(shù)が82%増加した。ホテルでのんびり過(guò)ごしたい人には、秋の景色を楽しみたい、子どもと一緒に旅行したい、eスポーツを楽しみたいなどのニーズがあり、こうした點(diǎn)が連休の旅行でホテルを決める時(shí)の重要なポイントになる可能性がある。
北京第二外國(guó)語(yǔ)學(xué)院観光科學(xué)學(xué)院の鄧寧副院長(zhǎng)は、「観光市場(chǎng)は夏休みに感染癥がリバウンドした影響を受けて、人々の旅行意欲が再び押さえ込まれる形になった。しかし最近は、感染癥狀況の安定、秋の旅行ベストシーズン到來(lái)、ユニバーサル?スタジオ?北京のオープンといった好材料がいくつもある。中秋節(jié)小型連休には、短距離旅行、ミドルクラス?ハイクラス目的地への長(zhǎng)距離旅行が注目點(diǎn)になる可能性がある。またドライブ旅行、中?短距離の近場(chǎng)の旅行、ホテルでゆったり過(guò)ごす旅行、ファミリー向けの旅行などの商品は好調(diào)な売上が期待される。省をまたぐツアーが再開(kāi)されたことで、長(zhǎng)距離の人気目的地の新局面が開(kāi)かれることも見(jiàn)込まれる。同時(shí)に、観光地は人數(shù)の制限や人が集まるイベントへの厳格な管理コントロールを強(qiáng)化するとみられ、旅行客の流れが農(nóng)村観光や都市観光など景勝地や観光地ではない場(chǎng)所へと分散する可能性もある」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年9月11日