安徽省合肥市新駅ハイテクパークの三十頭ダムの近くに、「三十頭鎮(zhèn)中心小學(xué)?!工ⅳ?。都市化が加速するにつれて、同校の規(guī)模は年々縮小しているが、合唱団のメンバー數(shù)は逆に少しずつ増え、當(dāng)初の數(shù)人から今では36人にまで増えた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
この小學(xué)校の小さな合唱団「蜜音」を結(jié)成した音楽教師の楊波先生(27)は、「子供たちには歌聲を通して音楽の楽しさを味わい、音楽を通してさらに人生を楽しんでもらいたい」と語(yǔ)る。
合唱の練習(xí)をする合唱団「蜜音」(撮影?張?。?。
2017年9月、當(dāng)時(shí)23歳だった楊先生は大學(xué)卒業(yè)後、同小學(xué)校で勤務(wù)するようになり、音楽の教師になった。そして彼は同校で唯一の音楽専門(mén)の教師だった。
この小學(xué)校で働くようになった當(dāng)初、楊先生はまるで華やかな都會(huì)の生活からだんだん遠(yuǎn)のいてしまうような感じがして、落ち込んだという。それでもあどけない子供たちや大好きな音楽が支えとなり、次第に子供たちと真摯に向き合い、音楽を教えるようになったという。
しばらくすると、楊先生は音楽が大好きな子供が多く、授業(yè)の雰囲気はとてもいいものの、學(xué)校の音楽に関する資源は不足しており、子供たちが音楽のレベルを伸ばすことは難しいことに気づいた。そこで音楽クラブを立ち上げて、子供たちが受けることのできる音楽の教育を増やすことはできないかと考えるようになった。
楊先生が合唱団を結(jié)成することを?qū)W校に提案すると、學(xué)校側(cè)はすぐさま賛同。1ヶ月もしないうちに活動(dòng)場(chǎng)所から設(shè)備、器材までそろえてくれた。それらは決して「豪華」と言えるほどのレベルではなかったものの、なにはともあれこうして合唱団「蜜音」が結(jié)成された。
合唱の練習(xí)をする合唱団「蜜音」(撮影?張?。?。
合唱団を結(jié)成したばかりの當(dāng)初は問(wèn)題も少なくなかった。保護(hù)者の理解が得られないというのもその一つだった?!府?dāng)時(shí)、各クラスに行ってメンバーを探した。でも、子供は參加したいといっているのに、勉強(qiáng)に支障がでるのを心配する保護(hù)者の同意が得られないというようなこともあった」と楊先生。結(jié)局、2018年の結(jié)成當(dāng)時(shí)のメンバーは10人にも満たなかった。
地道に練習(xí)を重ねていったことで合唱団「蜜音」の歌は少しずつ上達(dá)し、新駅ハイテクパーク小中高文化?蕓術(shù)祭にも出演するようになった。2019年、合唱団「蜜音」は第4回新駅ハイテクパーク小中高文化?蕓術(shù)祭の合唱部門(mén)で一等賞を受賞した。
そして2021年の合肥市第12回小中高文化?蕓術(shù)祭の聲楽部門(mén)で、合唱団「蜜音」は「夢(mèng)的地図(夢(mèng)の地図)」と「少年中國(guó)夢(mèng)(少年の中國(guó)の夢(mèng))」を披露し、二等賞を受賞した。
そして今、歌を好きになる子供がますます増えている。子供たちは、「音楽を通して楽しみを見(jiàn)つけることができた。忙しい勉強(qiáng)の合間に、リラックスできるようになっただけでなく、他のメンバーとの仲良くなることもできた」と話す。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月15日