今月5日、「新若者トレンド消費傾向発展」シンポジウムが北京で開催された。その中で、北京師範(fàn)大學(xué)課題チームが「新若者トレンド消費傾向発展報告2021」を発表した。
同チームによると、高い経済力と消費力を備え、家族からの支援を必要としない、というのが多くの新若者層の現(xiàn)狀だ。これと同時に、資産運用情報や経済理念の伝播の恩恵を受けて、新若者層は消費に際してより理性的になり、人に見せびらかすための自己顕示型消費行為は減少したという。
オンラインショッピングは新若者層のトレンド消費の主要ルートだ。調(diào)査研究データによると、新若者の21%が「毎日オンラインショッピングをしている」と答え、62%が「これからオンラインショッピングへの意欲が高まるだろう」と予測し、70%近くが「買い物するときにはまずコストパフォーマンスを考える」とした。
特に3Cデジタル製品(コンピューター、通信機(jī)器、電子製品)の分野では、多くの新若者層が高性能とコストパフォーマンスとのバランスを追求する。同報告が例として挙げる、ECプラットフォーム「拼多多」の「100億元キャッシュバック」(1元は約18.2円)チャンネルが2021年に打ち出した「RTXシリーズノートパソコン新製品初公開イベント」の場合、イベント當(dāng)日に最大で1000元にも上るキャッシュバックを行った。関連する優(yōu)遇情報がSNSやゲーム、ハードウェアのコミュニティで核分裂のような勢いで広がると、「機(jī)械革命」や「神舟」など複數(shù)のブランドを擁する「RTX3070」及び「RTX3060」ゲーミングノートが消費者の購入意欲をかき立て、多くの注文に結(jié)びついた。
拼多多新消費研究院の陳辰研究員は、「この100億元キャッシュバックチャンネルで、拼多多はたくさんのブランド企業(yè)と共同で販売促進(jìn)キャンペーンを展開し、市場で注目度が高く、売れ行きが好調(diào)で、消費者からの反響が高いブランドの定番商品の消費に対して直接キャッシュバックを行い、利益を大幅に少なくし、消費者に実際の恩恵をしっかり感じてもらえるようにした。これは若い消費者が100億元キャッシュバックの対象商品を受け入れる主な原因でもある」と述べた。
同報告によると、トレンドに敏感な新若者層は、買い物に際してコストパフォーマンスのほか、機(jī)能に対してもより細(xì)分化された要求を持ち、製品の品質(zhì)と専門的機(jī)能の體験が若者の消費における重點注目ポイントになっている。60%近くのトレンドに敏感な新若者層は、トレンディな外観設(shè)計が彼らの購入決定を促すとしている。