「嫦娥石」の発表會(huì)。撮影?郭超凱

中國(guó)の伝統(tǒng)的な祝日「中秋節(jié)」（舊暦8月15日、今年は9月10日）を控えた9日、國(guó)家航天局と國(guó)家原子力機(jī)構(gòu)が北京市で、月探査機(jī)「嫦娥5號(hào)」の最新の科學(xué)成果を発表した。國(guó)家原子力機(jī)構(gòu)の董保同副責(zé)任者は発表會(huì)で、中國(guó)の科學(xué)者が初めて月で発見(jiàn)した新しい鉱物が「嫦娥石」と名付けられたと発表した。これは中國(guó)の宇宙科學(xué)分野における重要な科學(xué)成果であり、原子力と宇宙事業(yè)の業(yè)界と専門を跨ぐ協(xié)力模索の成功でもある。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

「嫦娥石」はリン酸塩鉱物で、柱狀結(jié)晶體を呈し、月の玄武巖の粒の中に存在する。中核集団原子力工業(yè)北京地質(zhì)研究院のイノベーションチームは、X線回折など一連のハイテク手段により、14萬(wàn)點(diǎn)の月のサンプル粒の中から約10ナノメートル四方の単結(jié)晶粒を1點(diǎn)分離するとともに、その水晶體構(gòu)造の解明に成功した。

國(guó)際鉱物學(xué)連合（IMA）新鉱物?分類?命名委員會(huì)（CNMNC）の投票により、これが一種の新鉱物であることが確認(rèn)された。この鉱物は月で見(jiàn)つかった6種目の新鉱物であり、中國(guó)は米國(guó)と舊ソ連に続き世界で3番目に月で新鉱物を発見(jiàn)した國(guó)になった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年9月9日