初秋に入り、広西壯（チワン）族自治區(qū)橫州市校椅鎮(zhèn)石井村の中華ジャスミン園を訪れると、1萬ムー（1ムーは約6.7アール）のジャスミンの花が満開で、見渡す限りどこまでも続く美しい眺めが広がっていた。今はジャスミンの収穫シーズンで、栽培農(nóng)家は紫外線カット服を著込み、花の海の中を忙しそうに動(dòng)き回って花を摘み取っていた。人民網(wǎng)が伝えた。

花農(nóng)家の雷水平さんは、「毎日つぼみを20キログラムから25キログラム摘んでいる。価格は500グラム當(dāng)たり14-15元（1元は約20.7円）ほどになり、一番高値がつくときは22元になる。今年は4ムーのジャスミンを植えていて、経費(fèi)を除くと、1ムーあたりの収入は1萬5千元から2萬元になる」と話した。

橫州市のジャスミンの花の生産量は中國(guó)全土の80％、世界の60％を占める。2021年には市全體で栽培面積が12萬5千ムーに上り、生花を年間10萬2千トン生産した。ジャスミン茶メーカーは130社以上あり、そのうち一定規(guī)模以上のメーカー（年売上高2000萬元以上）が30社を超え、年間8萬トンのジャスミン茶を生産し、通年の市全體のジャスミン（茶）産業(yè)総合付加価値額は143億8千萬元に達(dá)した。2021年には中國(guó)ブランドバリュー評(píng)価の中で、橫県ジャスミンと橫県ジャスミン茶が再び地域ブランド（地理的表示保護(hù)製品）トップ100に選ばれ、総合的ブランド価値は215億3千萬元に達(dá)した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月15日