北京市內(nèi)の高層ビルの窓の外に、肉食の猛禽類「ワシミミズク」がとまっている様子を捉えた動(dòng)畫が最近、話題となっている。動(dòng)畫を見ると、ワシミミズクは一般的なネコと同じくらいのサイズで、比較的大柄で、悠然とした表情で窓の外にとまっており、時(shí)折、頭を動(dòng)かして橫や上を見ている。
中國で國家二級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されているワシミミズクは通常、人気のない森林で活動(dòng)している。では、そんなワシミミズクがなぜ北京市內(nèi)で姿を現(xiàn)したのだろうか?人を襲うことはあるのだろうか?北京師範(fàn)大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院の鄧文洪教授によると、肉食のワシミミズクは気性が荒く、ある程度危険であるものの、繁殖期にその縄張りに入らない限り、人を襲うことはほとんどないという。
北京市內(nèi)に姿を現(xiàn)した理由について、鄧教授は「動(dòng)物は一定數(shù)まで増えると、周辺地域や都市へと活動(dòng)範(fàn)囲を広げる。加えて北京の都市環(huán)境がますます鳥類の生息に適するようになっている點(diǎn)も挙げられる。山地に生息する典型的な野生の鳥類が北京市內(nèi)で確認(rèn)されることも決して珍しいこととは言えないだろう」と説明する。
北京猛禽救助センターが近年救出したワシミミズク4羽は、いずれも市內(nèi)で発見された。最近、北京のある幼稚園でも、怪我をしたワシミミズクが見つかった。見つけた教諭と園児はすぐに北京猛禽救助センターに連絡(luò)。手術(shù)とリハビリを経て、來月にも自然に戻すことができるだろうとみられている。
ワシミミズクのほか、朝陽公園では、コクチョウの「一家7羽」も話題となっており、北京の環(huán)境が良くなっていることを裏付けている。
(撮影?王嘉樾)。
今年の春、コクチョウのペアが朝陽公園の北湖野鴨島の環(huán)境が気に入ったようで、そこに住み著くようになった。そして、9月9日から13日にかけて、5個(gè)の卵を産み、10月17日に全てが孵化してひなが誕生した。(編集KN)
(撮影?安旭光)。
「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月27日