美しい菊の花(撮影?鮑鋒)。
初冬を迎え、安徽省涇県渓口村の約2ヘクタールの畑では、貢菊が満開(kāi)を迎えている。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
摘んだばかりの菊の花が入った竹のかご(撮影?鮑鋒)。
山に囲まれた渓口村の森林率は91%で、樹(shù)木資源が非常に豊富だ。また村には川も流れ、環(huán)境がとても美しいため、毎年多くの観光客が訪れる人気観光地でもある。
渓口村に咲き誇る菊の花(撮影?鮑鋒)。
今年初め、渓口村は「特色ある産業(yè)を発展させ、農(nóng)村の振興をバックアップする」という目標(biāo)に沿って、他の地域から學(xué)び、調(diào)査研究を進(jìn)めた。そして、まず、渓口村の楊村グループが荒れ地を開(kāi)墾し、約2ヘクタールの畑で貢菊の栽培に取り組んだ。
菊の花を摘む村の村民(撮影?鮑鋒)。
貢菊を栽培することで村の景色が美しくなったほか、村民が自宅近くで働いて収入を得ることができるようになった。例えば、楊湖北さん(67)は、2021年に出稼ぎをしていた上海から戻って來(lái)た後は、ずっと仕事をしていなかった。しかし、村が荒れ地で貢菊を栽培するようになり、楊さんはそこで働くことができるようになった。
楊さんは、「1日に40キロを収穫することができる。この産業(yè)により、私たちの雇用問(wèn)題が解決され、新たな希望ができた」と笑顔で話す。
菊の花を摘む村の村民(撮影?鮑鋒)。
茂林鎮(zhèn)渓口村の村委員會(huì)の徐蘇紅主任によると、貢菊を栽培することで、約50人の雇用を創(chuàng)出でき、貧困を脫卻した人も多く含まれているという。1ム―(約6.667アール)當(dāng)たりの生産高は1萬(wàn)2000-1萬(wàn)3000元(1元は約19.8円)で、村全體を見(jiàn)ると約25萬(wàn)元の収入となっている。
土地が蘇り、村が美しくなったほか、美しい菊の花畑を一目見(jiàn)ようと、多くの観光客もやってきて、花摘みや寫(xiě)真撮影を楽しむようにもなっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年11月23日