今月7日に、二十四節(jié)気の21番目「大雪」を迎えると、越冬のために新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)庫爾勒（コルラ）市に飛來するハクチョウが目に見えて増加し始める。ここ連日、庫爾勒市の孔雀河や杜鵑河といった河川では、ハクチョウが群れを成しており、圧巻の景色が広がっている。中國新聞網(wǎng)が報じた。

今月8日、孔雀河の建設(shè)橋付近では、ハクチョウの群れやマガモが戯れており、真っ白のハクチョウが、きれいな水や青空、高層ビルなどと「コラボレーション」し、美しい景色で市民を魅了していた。

庫爾勒市に飛來してきたハクチョウの數(shù)はすでに約370羽となっている。來年1月初めにはその數(shù)がピークに達するとみられている。

庫爾勒市園林緑化事務(wù)センター?ハクチョウ中隊の隊員である早熱古麗?木沙さんは、「毎日、ハクチョウに異常がないか、怪我をしていないか観察している。また、1日2回エサをやり、市民が無作為にエサをやることがないよう監(jiān)視したり、注意を呼び掛けたりしている」と話す。

2006年の冬から今年まで、野生のハクチョウが17年連続で庫爾勒市に飛來している。同市の人々は10年以上にわたってハクチョウを大切にし、ハクチョウも庫爾勒市のことを気に入っているようで、毎年秋の終盤から冬の初めにかけて、たくさんのハクチョウが「常連客」として飛來している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月10日