11月26日から12月1日にかけて、中國の大部分の地域が今シーズンの冬最強(qiáng)の寒波に見舞われた。それに伴い、「冬將軍」が勢力を一気に拡大させている。12月5日の時點で、その勢力図は中國の國土の4分の3をカバーしており、その前線はすでに江南中部一帯にまで伸びている。中國天気網(wǎng)が報じた。
今月7日に、二十四節(jié)気の21番目「大雪」を迎え、冬の真ん中となる「仲冬」に突入した。そして、「冬將軍」の勢力図は寒気の影響で南へと次第に広がり続けている。気象分析師の石妍氏によると、今月9日まで、寒気の強(qiáng)まりは一旦小休止となり、中國北方エリアの気溫は落ち著き、南方エリアの気溫はやや上昇しそうだ。しかし、その後、寒気の活動は再び活発になり、9日以降の1週間は2つの寒気が襲來することになりそうだ。
まず、9日から10日にかけて弱い寒気が襲來し、主に北方エリアに影響を與えると予想されている。長江以北の大部分の地域の気溫は4度から6度ほど下がり、局地的に8度ほど下がる所もある。その後、12日から14日にかけて、強(qiáng)い寒気が西から東に移動して影響を與え、中?東部のほとんどの地域の気溫は4度から8度ほど、東北エリアでは局地的に12度以上下がる所もあると予想されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月8日