目元部分から出た呼気が凍り、真っ白になってしまった帽子(撮影?白嘎楽)。
內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)の額爾古納(アルグン)市と根河市では気溫が急降下し、額爾古納市では11月30日にその最低気溫が氷點(diǎn)下42.7度まで下がった。街中では氷霧が発生して、通行する車両もまばらになっている。道行く人々は寒さ対策の「完全裝備」で、帽子のつばやマスク、眉毛などは呼気が凍り、真っ白になっている。11月30日、気溫が急降下した呼倫貝爾(フルンボイル)市鄂溫克(エヴェンキ)族自治旗では、太陽の周りにボンヤリと見える光の輪「ハロ」が出現(xiàn)し、ロマンチックな冬の景色が広がった。
太陽の周りにできた光の輪(撮影?包文鋭)。
呼倫貝爾市気象局の職員によると、同市の気象モニタリング地點(diǎn)267ヶ所のうち、60ヶ所の最低気溫が氷點(diǎn)下32度以下にまで下がった。うち3ヶ所は氷點(diǎn)下40度以下、8ヶ所は氷點(diǎn)下40度から38度、18ヶ所は氷點(diǎn)下38度から35度、31ヶ所は氷點(diǎn)下35度から32度だった。
太陽の周りにできた光の輪(撮影?包文鋭)。
同市気象臺(tái)は、今後數(shù)日の気溫は安定し、少し上昇すると予想している。ただ林區(qū)北部の一部のモニタリング地點(diǎn)では狹い範(fàn)囲ながら極寒になる可能性があるとしている。
【豆知識(shí)】寒さの程度を正しく表現(xiàn)するために、気象學(xué)では「寒さのランク表」が制定されており、気溫氷點(diǎn)下40度以下が「極寒」と呼ばれている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月2日