新型コロナウイルス感染癥が経済にもたらした不確実性は世界の消費市場に影響を與えているが、中國の若者の間ではトレンドを反映した「トレンド消費」が流れに逆らうようにして成長を続けている。國際的コンサルティング機関のローランド?ベルガーと中國の復旦大學消費市場ビッグデータ実験室などがこのほど共同で発表した白書「信頼感を再構築し、未來に目を向けて、ブランドはどのようにして若い消費力を引き寄せるか?」によると、「95後(1995年から1999年生まれ)」の消費者の61%が、今後のトレンド消費の成長にポジティブな見方をしているという。
同白書によると、「95後」の消費者には高いポテンシャル、高い活力、高い協(xié)調(diào)性という3つの特徴があり、主に購買頻度の高さ、料金を支払う意欲の高さ、消費の価値に対する明確な要求に現(xiàn)れており、品質(zhì)、體験、審美眼、価値観に対して料金を支払いたいとしているという。
ローランド?ベルガーのグローバル管理委員會のデニス?デュプー連席総裁は、「Z世代にはほかの世代の消費者とは全く異なる特徴があり、新しい消費観を備えるとともに、ブランドに対する認知やブランドとの雙方向性への志向も大きく変化している。これが消費財ブランドに千載一遇のチャンスをもたらした」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月10日