四川省の普雄駅と攀枝花駅を繋ぐ列車5633號は353キロの道のりを時速40キロ以下で走行し、大涼山を橫斷する。この「超低速」で走行する鈍行列車は、27駅に停車し、そのうち21駅が涼山イ族自治州の山間部にある。平均すると12分おきに1つの駅に停車することになる。中國新聞網(wǎng)が報じた。
同路線の乗車料金は長年にわたり値上げされることなく、最低運賃はなんとたったの2元(1元は約19.5円)となっている。 春運(春節(jié)<舊正月、2023年は1月22日>期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制)にあたる今月7日から2月15日までの40日間も、沿線の人々はこの列車を使って、アクセスの不便な辺鄙な場所にある村から、農(nóng)業(yè)副産物や家禽、家畜を近くの街まで運んで、売っている。大きな荷物や農(nóng)業(yè)副産物を置くスペースを設(shè)けるために、各車両では、座席2列が取り除かれている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月12日