江蘇省塩城市塩都區(qū)のイチゴ栽培は、1990年代末頃にスタートしてからすでに20年以上の歴史があり、現(xiàn)在は栽培面積が90平方キロメートルに迫る。
15年前に企業(yè)の會計擔(dān)當(dāng)の職を辭してイチゴ栽培の世界に飛び込んだ村民の李萬選さん(60)は、「自分はラッキーだった」と繰り返した?!府?dāng)時は何の技術(shù)もなく、販売についても何も知らなかった。まさか小さなイチゴが一大産業(yè)に育つなんて夢にも思わなかった。今、うちでは0.67ヘクタールの土地でイチゴを育てている。自分から市場に売りに行かなくても、観光客がイチゴ摘みをしに來てくれる。ピーク時には1日の売上が2萬元(1元は約19.1円)になる」と李さん。
キャリアのある李さんと比べると、「90後(1990年代生まれ)」の劉程媛さんはイチゴ栽培の新人だ。南京蕓術(shù)學(xué)院でアナウンス?司會を?qū)煿イ筏縿ⅳ丹螭稀?019年に家族の反対を押し切って教員の仕事を辭め、故郷に戻ってイチゴ栽培を始めた。今ではイチゴ栽培の年収は40萬元に達(dá)するという。頭が柔軟な劉さんはフレッシュフルーツのイチゴの販売だけに満足せず、イチゴ酒、イチゴのシロップ漬け、ドライイチゴなど、一連の畫期的な関連製品も開発した。
塩都區(qū)はさらに複數(shù)の科學(xué)研究機(jī)関とのマッチングを主體的に行ない、20種類を超えるイチゴの新品種を相次いで導(dǎo)入し、イチゴの品種構(gòu)造の最適化を最大限に進(jìn)めている。スマート溫室の1つ1つに、農(nóng)業(yè)用モノのインターネット(IoT)や水肥料一體化などの先端技術(shù)が応用され、イチゴのスマート栽培?管理が実現(xiàn)した。従來の一般的な栽培方法に比べ、現(xiàn)在のスマート化した栽培方法は収穫量を40%増やし、収入を50%増やし、経済効果を60%以上高めたと同時に、40%の節(jié)水、50%の肥料カット、80%以上の人件費カットも実現(xiàn)した上、汚染排出量も大幅に削減した。
このほか塩都區(qū)の村民が誇りにしているのが、4年に1回開催される世界イチゴ會議が25年3月に塩都で行なわれることだ。會期中には中國內(nèi)外のイチゴ栽培テクノロジー、関連の製品や設(shè)備が全方位的に展示され、塩都におけるイチゴの新品種、新技術(shù)、新設(shè)備の開発?応用が推進(jìn)され、塩都のイチゴ産業(yè)の質(zhì)とレベルがさらに向上するものと期待される。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月2日