後漢時(shí)代(25-220年)の科學(xué)者?張衡が地動(dòng)儀を発明してから1800年以上たった現(xiàn)在、中國の科學(xué)者はその名を冠する衛(wèi)星を使い、宇宙から地震発生前の異常な電磁波を検出することにより、地震予測の難題を解明し、自然災(zāi)害が人類にもたらす被害を軽減しようとしている。新華社が伝えた。
「張衡1號」は中國地震立體観測體系宇宙観測プラットフォームの1基目の衛(wèi)星で、地球観測の広いダイナミックレンジ、広視野角、全天候型の優(yōu)位性を発揮できる。世界の電磁場、電離層などのプラズマ、高エネルギー粒子の観測データを取得し、中國及び周辺地域の電離層の動(dòng)的リアルタイムモニタリング及び地震予兆追跡を?qū)g施することにより、地上観測の不足を補(bǔ)い、地震モニタリング?予測の新ルートを模索する。
中國科學(xué)院國家宇宙科學(xué)センター研究員と國際宇宙航行アカデミー會(huì)員で、「張衡1號」衛(wèi)星計(jì)畫首席科學(xué)者兼プロジェクトサブチーフデザイナーの申旭輝氏は、このほど行われた第35回全國宇宙探査學(xué)術(shù)シンポジウムで、「張衡1號はすでに世界でM7.0以上の地震を約60回、M6.0以上の地震を600回近く、M5.0級の地震を數(shù)萬回観測している?,F(xiàn)在はまだ地震予報(bào)には遠(yuǎn)く及ばず、時(shí)間、場所、強(qiáng)度という3要素の正確な予報(bào)を?qū)g現(xiàn)できていない。地震の予報(bào)を真に実現(xiàn)するためには、衛(wèi)星1基の単一的な手段だけではなく、地震學(xué)、電磁學(xué)、大地測量學(xué)、地球化學(xué)など複數(shù)學(xué)科の複數(shù)手段を結(jié)びつける必要がある」と説明した。
「しかし今後については期待しており、地震予報(bào)は最終的に実現(xiàn)できると考える。さらに10年たてば、大量の観測データを蓄積できるだろう。機(jī)械學(xué)習(xí)、ビッグデータ、人工知能などの情報(bào)テクノロジーの発展に伴い、計(jì)算能力がますます上がり、地震発生前にリアルタイムデータ処理を行えるようになる。このほか、地震學(xué)と物理學(xué)の學(xué)際的発展が必要で、超高溫?超高圧の地下震源環(huán)境の研究を行う必要がある」と申氏。
張衡1號は地震モニタリング以外に、宇宙気象活動(dòng)の正確な記録者にもなる。宇宙気象災(zāi)害モニタリング?早期警戒能力の形成をサポートし、通信測位環(huán)境の管理に保障を提供できる。例えば2018年8月に発生した磁気嵐は、張衡1號が宇宙に打ち上げられてから記録した最強(qiáng)のものだった。また火山、日食、津波、風(fēng)津波、南大西洋磁気異常なども張衡1號によって正確に記録された。これはその宇宙気象災(zāi)害、異常気象災(zāi)害、火山活動(dòng)モニタリング?早期警戒の高い將來性を示した。
申氏は、「中國は張衡1號02衛(wèi)星の打ち上げを計(jì)畫している。この新型衛(wèi)星は24時(shí)間連続のモニタリングを?qū)g現(xiàn)するとともに、観測範(fàn)囲を地球の南極と北極まで広げ、地球システムの変化に対する観測能力を高めることができる。02星は01星と連攜し、11年の太陽活動(dòng)周期の観測を?qū)g現(xiàn)できる」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月21日