中國科學院海洋研究所によると、同研究所が開発した數世代の深海海底設置型長期間観測システムは中國の南中國海冷泉エリアですでに數年にわたり持続的に設置されており、同エリアの高畫質映像資料や近海底の物理的?化學的パラメーターなどのデータの連続的な取得を実現している。同成果はこのほど國際的な學術誌「Deep-Sea Research」に掲載された。中央テレビニュースが伝えた。
これまでの自由落下型著陸機と異なり、深海海底設置型長期間観測システムはリアルタイム動畫を利用するケーブル投入型著陸機だ。投入時には搭載された水中高畫質カメラにより著陸位置をリアルタイムで観測し、科學調査船との連攜を通じ投入先を正確に制御できるとともに、海底著陸後に同軸ケーブルを通じ、実際の狀況に基づき探査パラメーターを調整し、最良の探査効果を保障する?;貐Г工腚Hには同軸ケーブルにより直接回収する??茖W研究チームが研究開発した深海マルチチャンネルレーザーラマン分光法探査システムは深海海底設置型長期間観測システムを複數回にわたり南中國海冷泉エリアに投入している。有索式無人潛水機(ROV)の「発見號」のサポートを受けラマンプローブを投入し、原位置実験と長期的かつ持続的な探査を行う。
中國科學院海洋研究所が開発した數世代の深海海底設置型長期観測システムは2016年より、南中國海冷泉エリアで複數回にわたり設置されている。うち1回の最長連続設置日數は659日で、累計水中投入時間は1000日以上。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月27日