成都FISUワールドユニバーシティゲームズのエンブレムやマスコット公開(kāi)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2023年06月05日16:47

今年7月末に四川省成都市で開(kāi)催予定の第31回FISUワールドユニバーシティゲームズの都市宣伝シリーズ記者會(huì)見(jiàn)が今月2日に開(kāi)かれ、同大會(huì)のエンブレムやマスコット「蓉寶（ロンバオ）」、トーチ「蓉火」、メダル「蓉光」が公開(kāi)された。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

第31回FISUワールドユニバーシティゲームズの大會(huì)エンブレム（寫(xiě)真提供?成都FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員會(huì)）。

同大會(huì)の実行委員會(huì)は2019年に大會(huì)エンブレムのデザインを世界中から募集し、2ヶ月間で約2000件の応募があった。その後、専門(mén)家による審査、オンライン投票、類(lèi)似度チェック、デザイン最適化を経て、エンブレムが決定した。エンブレムはユニバーシティゲームズ（University Games）の「U」をベースに、赤、黃、緑、青の順に移り変わるグラデーションカラーとなっている。

第31回FISUワールドユニバーシティゲームズのマスコット「蓉寶」（寫(xiě)真提供?成都FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員會(huì)）。

大會(huì)マスコット「蓉寶」は、一目で「成都っ子」と分かるデザイン。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で暮らすジャイアントパンダ「芝麻（ジーマー）」をモチーフにしており、四川省の「寶」である伝統(tǒng)蕓能「川劇」の変臉の要素も盛り込まれている?！复▌　工趣いχ袊?guó)の無(wú)形文化遺産がF(xiàn)ISUワールドユニバーシティゲームズと見(jiàn)事なコラボレーションを見(jiàn)せていると言えるだろう。

「蓉寶」の耳や目、しっぽは、炎の形になっている。4月に公開(kāi)された3DアニメーションPR動(dòng)畫(huà)「哪吒（ナタ）蓉寶（ロンバオ）奇遇記」を見(jiàn)ると、哪吒と蓉寶が成都市で「出會(huì)い」、四川省の青城山で武術(shù)の手合わせをし、歴史的な水利施設(shè)の都江堰で筏に乗ってスピードを競(jìng)い、金沙遺跡でフェンシングをしているほか、歴史的町並みが殘る「寛窄巷子」に場(chǎng)所を移して、川劇の「変臉」のパフォーマーが火を噴いているシーンに出くわす。そして、その火により、耳や目、しっぽが炎の形に変わる様子が紹介された。

第31回FISUワールドユニバーシティゲームズのマスコット「蓉寶」（寫(xiě)真提供?成都FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員會(huì)）。

大會(huì)トーチ「蓉火」の名前は、成都の略稱(chēng)である「蓉」を用いているほか、「融合」、「包容」という思いも込められている。そのデザインは赤、黃、緑、青のグラデーションカラー。トーチの正面に世界中で人気を誇り、四川の「代名詞」でもあるパンダがデザインされており、ポジティブで友好的な成都のイメージを反映している。また、トーチのヘッド部分には成都のシンボルマークとなっている文化遺産「太陽(yáng)神鳥(niǎo)」の要素がデザインされている。また、トーチを橫から見(jiàn)ると、同省徳陽(yáng)広漢市の三星堆遺跡で出土した青銅立人像のような形になっている。長(zhǎng)い歴史を誇る中華文明が、FISUワールドユニバーシティゲームズという若者が集うスポーツの盛典に、全く新しい活力を注ぎ込んでいる。

大會(huì)メダルの表デザイン（寫(xiě)真提供?成都FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員會(huì)）。

大會(huì)メダル「蓉光」は、大會(huì)エンブレムと「太陽(yáng)神鳥(niǎo)」にインスピレーションを得たデザインとなっている。羽ばたいているような「太陽(yáng)神鳥(niǎo)」が各メダルに描かれており、「夢(mèng)を守り」、「成都で夢(mèng)を葉えよう」という思いのほか、「神鳥(niǎo)」が四川省を守ってくれることを願(yuàn)う思いも込められている。不規(guī)則な円形のメダルは、「太陽(yáng)神鳥(niǎo)」から光が広がっているようなデザインで、「太陽(yáng)神鳥(niǎo)」が「夢(mèng)を守ってくれる」というコンセプトを反映している。（編集KN）

第31回FISUワールドユニバーシティゲームズの金メダル（寫(xiě)真提供?成都FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員會(huì)）。