歴史を星座になぞらえた歴史學(xué)界の名言は、歴史が現(xiàn)在の方位を確定するとともに、未來の方向を指導(dǎo)することを告げている。國民はその國の歴史教科書の記述通りに歴史を認(rèn)識する。日本右翼教科書の日本全國での採択率は高くない。言い換えるなら、現(xiàn)行教科書全體の示す主流の価値観は、安倍政権の右傾政策と合致しない。このため日本右翼勢力は教科書検定基準(zhǔn)の変更によって、歴史を否認(rèn)していわゆる「民族の自尊心」と「自信」をつくることで、日本右翼が心の奧深く秘めるいわゆる「強(qiáng)い日本」を取り戻すための道をならそうと愚かにももくろんでいる。

　誤った方向への熱狂が災(zāi)禍しかもたらさないことは歴史が繰り返し証明している?，F(xiàn)在、安倍政権はひたすら「後ろへ」「右へ」と向かっており、異常な「高揚(yáng)」の中で誤った歴史観を売り込んでいる。歴史上の事実の否認(rèn)、公理と正義への挑戦、平和への愛の破壊によって育成を図る國民の國家アイデンティティーが堅(jiān)固なものとはなり得ないことを、意外にも知らないらしい。道義的に失點(diǎn)のある國が、正常な國のみ享受できる尊厳を獲得することはできない。歴史問題のために日本が國際社會から強(qiáng)く非難され続ける中、日本の良識ある國民は「自分たちの國は一體どうしたのだ？」と疑問を呈さずにはいられない。これによってもたらされるものは、悲しむべき民族の自信喪失だ。

　第2次大戦後のドイツの経験は、歴史を反省すれば國際社會の尊敬を勝ち取ることができることを告げている?，F(xiàn)在の日本は、罪について言い逃れをすれば、國際社會から鞭打たれることを告げている。歴史改竄は近視眼的であり、誤りであり、それ以上に危険だ。まさか日本の次の世代も誤った道へ足を踏み入れるのか？日本について言えば、歴史の罪を雪ぎ、國際社會に受け入れられる正常な國になるための道はただ1つ。つまり不名譽(yù)な歴史を全面的に認(rèn)め、深く反省し、しかるべき責(zé)任を引き受けることだ。もし安倍が引き続き勝手なまねをするのなら、地域の安全と安定が脅かされるだけでなく、日本の未來も葬り去られる。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月21日