中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の楊伯江副所長(zhǎng)

　『日本青書(shū)：日本研究報(bào)告（2014）』発表會(huì)が先日北京で開(kāi)催された。今回のシンポジウムは2013年の日本の政治情勢(shì)、安全保障政策、対外関係、経済?社會(huì)などについて振り返り、分析を行った。また、釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）の領(lǐng)有権爭(zhēng)いの激化を背景とする中日関係などの問(wèn)題を重點(diǎn)に全面的な議論を行った。人民網(wǎng)は報(bào)告の編集長(zhǎng)を務(wù)めた中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の李薇所長(zhǎng)、副編集長(zhǎng)を務(wù)めた楊伯江副所長(zhǎng)を招き、読み解いてもらった。

　近年、日本は戦略的外交によって國(guó)際空間を積極的に開(kāi)拓している。安倍氏は首相就任後、自らの內(nèi)閣を経済と外交関係の打開(kāi)を主要任務(wù)とする「危機(jī)突破內(nèi)閣」と位置づけた。安倍氏は米國(guó)にしっかりと取り入っているが、中國(guó)との外交はどんどんまずいことになっている。楊伯江氏は次のように分析した。

　近年、日本は経済や政治が順調(diào)に発展せず、中國(guó)の勢(shì)いよい発展に危機(jī)感を抱いている。このため安倍氏は首相に返り咲いて以來(lái)、周辺國(guó)に対して強(qiáng)硬姿勢(shì)を示すことで有権者の心理に迎合し続けてきた。

　第2次安倍政権発足は2012年12月2日で、第1次安倍政権発足時(shí)（2006年9月）と比べ、日本の経済、社會(huì)、政治的背景は大きく変っていた。経済面では、第1次安倍政権発足時(shí)は中國(guó)の経済規(guī)模は日本の約70～80％だったが、第2次安倍政権発足時(shí)には日本の約1.4倍になっていた。こうした狀況の下、日本自身の発展は順調(diào)でない。われわれはよく日本経済について「失われた20年」と呼ぶ。政治面では、安倍氏の前回の辭任から今回の就任までのわずか5年余りの間に、安倍氏自身を含む自民黨3人、民主黨3人の6代の首相が登場(chǎng)した。この6年は無(wú)駄に過(guò)ぎたといえる。このため日本國(guó)內(nèi)の雰囲気は重苦しいものだ。特に中國(guó)の勢(shì)いよい発展に対しては、日本の心理は非常に複雑で、危機(jī)感も抱いている。

日本國(guó)內(nèi)の重苦しい雰囲気は安倍氏就任後の政策動(dòng)向に直接影響を與えた。安倍氏は右翼保守勢(shì)力を含む有権者の心理に迎合し、中國(guó)だけでなく韓國(guó)に対しても強(qiáng)硬姿勢(shì)を示す必要があった。このため安全保障?軍事分野で安倍外交は周辺に対する強(qiáng)硬?対立姿勢(shì)を示した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年4月11日
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