中國教育部（教育省）はこのほど、「重點大都市における義務(wù)教育課程の入學(xué)試験免除?居住地學(xué)區(qū)指定校への入學(xué)に関する業(yè)務(wù)を貫徹するための教育部弁公庁の通知」を発表した。これによると、2014年、北京など國內(nèi)19の重點大都市は、「義務(wù)教育課程の入學(xué)試験免除?居住地學(xué)區(qū)指定校への入學(xué)」をいっそう規(guī)範(fàn)化するための方案を制定し、2015年にはその方案を100％実行に移し、學(xué)區(qū)內(nèi)の指定された小學(xué)校に通う割合を100％、指定された中學(xué)校に通う割合を90％以上とすることを目指す。京華時報が報じた。

　同通知で指定された19の重點大都市の內(nèi)訳は、直轄市4都市、計畫的財政上獨立市5都市、副省級省會都市（省庁所在地）10都市。通知では、向こう數(shù)年間の年度目標(biāo)が、以下の通り示された。

　○2014年：19の重點大都市は、義務(wù)教育課程の新入生募集において適切な措置を講じ、抜本的対策と対癥療法の2本立てで対応し、「擇校（子供をより良い學(xué)校に入學(xué)させるため、學(xué)區(qū)外の學(xué)校を選択すること）」という難題の解決に取り組む。

　○2015年：19都市のあらゆる県(市、區(qū))は、居住地學(xué)區(qū)の學(xué)校への入學(xué)政策を100％実行に移し、學(xué)區(qū)內(nèi)の指定された小學(xué)校に通う割合を100％、指定された中學(xué)校に通う割合を90％以上とすることを目指す。各中學(xué)校への進(jìn)學(xué)予定者を選抜する際、學(xué)區(qū)內(nèi)から通學(xué)する生徒を全新入生の90％以上とする。

　○2016年：特待生を募集する學(xué)校の數(shù)および特待生の募集比率を段階的に減らし、省級教育行政部門の認(rèn)可を得て各中學(xué)校が募集?選抜する特待生の割合を、新入生全體の5％以內(nèi)に抑える?，F(xiàn)時點で特待生を募集していない省は、今後も特待生の募集を行わない。

　○2017年：19都市の95％以上で、學(xué)區(qū)內(nèi)の指定された中學(xué)校への入學(xué)を?qū)g現(xiàn)させる。各中學(xué)校への進(jìn)學(xué)予定者を選抜する際、學(xué)區(qū)內(nèi)から通學(xué)する生徒を新入生全體の95％以上とする。入學(xué)試験による生徒選抜や入學(xué)に関する規(guī)定外費用の徴収、むやみやたらな學(xué)校選択費の徴収などの行為を根絶する。

　通知では、上記の目標(biāo)をすでに達(dá)成していつ都市は、さらなる體制強化に取り組むよう要求している。