環(huán)境保護(hù)部（?。╅v連部門の責(zé)任者が15日、メディアに明らかにしたところによると、マイナスの気象條件や元宵節(jié)（げんしょうせつ、舊暦1月15日）の花火や爆竹の影響で、北京市?天津市?河北省と周辺地域、中部地域、西部地域では深刻な大気汚染が生じている。14日には33都市で汚染が「重度」レベルを超えた。北京市はここ數(shù)日5級(jí)（重度汚染）が続いており、14日には汚染度が最も高い6級(jí)（厳重汚染）となり、青色の警告も出されている。同部のサイトが伝えた。

▽北京、天津、河北の汚染が最も深刻

　同責(zé)任者の説明によると、13日に161都市で行った新基準(zhǔn)に基づく空気の質(zhì)のモニタリングの結(jié)果、17都市で重度以上の汚染が観測(cè)された。このうち北京、天津、河北と周辺地域の汚染が最も深刻で、この地域內(nèi)の10都市で重度以上の汚染が観測(cè)された。特に保定、石家荘、邢臺(tái)の3都市は厳重汚染が観測(cè)され、主な汚染物質(zhì)はPM2.5とPM10（いずれも微小粒子狀物資）だった。

　14日には前日を16都市上回る33都市で重度以上の汚染が観測(cè)された。

　14日には、北京、天津、河北と周辺地域のうち、石家荘、保定、邢臺(tái)、北京、衡水の5都市で厳重汚染が観測(cè)され、張家口、廊坊、邯鄲など15都市で重度汚染が観測(cè)された。このうち石家荘市は地域內(nèi)で汚染が最も深刻な都市で、PM2.5の一日あたり平均濃度は1立方メートルあたり363マイクログラムに達(dá)し、PM10の一日あたり平均濃度は同578マイクログラムだ。PM2.5の一日あたり平均濃度の基準(zhǔn)値は同75マイクログラム、PM10の一日あたり平均濃度の基準(zhǔn)値は同150マイクログラムだ。

▽北京に青色警告

　北京市大気重度汚染緊急指揮部弁公室によると、北京市はマイナスの気象條件が続いて大気の流動(dòng)性が低下すると同時(shí)に、元宵節(jié)に花火や爆竹が集中的に燃焼されたため、大気汚染のレベルが一気に進(jìn)行した。元宵節(jié)のお祭りが午後6時(shí)に始まると、PM2.5の濃度は目立って上昇し、日付が変わる頃にはピークに達(dá)して1平方メートルあたり500マイクログラムに達(dá)した。モニタリング地點(diǎn)の中には観測(cè)データが同900マイクログラムに達(dá)したところもある。舊正月の大晦日夜のピーク値と元宵節(jié)のピーク値を比べると、元宵節(jié)が大晦日を50％上回った。

　15日にも北京市の大気の質(zhì)は厳重汚染の6級(jí)が続き、市內(nèi)全域で深刻な大気汚染への警戒を呼びかける緊急青色警告措置が発動(dòng)されている。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年2月16日