中國(guó)では春節(jié)(舊正月。今年は1月31日)シーズンの締めくくりとされる「元宵節(jié)」(げんしょうせつ、舊暦1月15日)に、湯円(モチ米粉を練って作っただんご。餡が入った物が多い)を食べる習(xí)慣がある。湯円をめぐって、各食品メーカーは熾烈な競(jìng)爭(zhēng)を演じ、新しい具や色、形、食べ方などを競(jìng)って開(kāi)発している。その波に乗っかり、多くの市民も、ニラ卵やチョコレート、バラなどの具が入った、少し変わった湯円を楽しんでいる。その豊富なアイデアの前に、黒ゴマや小豆などの伝統(tǒng)的な具は影をひそめ、多くの人が「思いつくものなら、何でも具にできる」と目を丸くしている。広州日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
特異なドリアン入り湯円
ちょっとインパクトの強(qiáng)いドリアン入りの湯円も登場(chǎng)している。中國(guó)最大のネットショップサイト「淘寶網(wǎng)」で、「ドリアン湯円」と入力すると、多くのショップが販売していることが分かった。そのお味は、食べてからのお楽しみだ。
餃子の具を湯円に
筆者は、「高菜と豚バラ醤油煮」を入れた湯円があるというのを聞いたことがあるので、検索してみると、この種の特殊な湯円が數(shù)多くあることが分かった。例えば、淘寶網(wǎng)で上海のご當(dāng)?shù)販珒窑蜇湁婴筏皮い毳伐绁氓驻蛞?jiàn)ると、ナズナ&豚肉入りの湯円が10日の間に40件以上販売されていた。
手作りの貓の手型湯円
具以外に、形を工夫して湯円の販売を伸ばしているメーカーもある。その代表的なものに、貓の手や熊の手の形をした湯円がある。同湯円の値段は300グラムで68元(約1150円)。メーカーによると、全て手作りという。
常識(shí)を覆すドライ湯円
通常、熱湯で茹でて食べる湯円だが、その常識(shí)を覆したドライ湯円も登場(chǎng)している。茹でる必要も、火をつける必要もなく、袋を開(kāi)けてそのまま食べることができる。一つひとつていねいに作られたその湯円にはバラの花びらやゴマ、落花生などの具が入っており、もっちりした皮と甘い具が最高のハーモニーとなっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年2月14日
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