李克強(qiáng)國務(wù)院総理は5日午前9時、第12期全國人民代表大會（全人代）第2回會議において政府活動報告を発表、體系的な対策を講じた2014年の政府活動について報告した。人民網(wǎng)の時事評論掲示板「強(qiáng)國論壇（フォーラム）」の特別ゲストとして招かれた中國社會科學(xué)院の汪同三?學(xué)部委員は、習(xí)近平新體制のもとでの政府「活動報告」の特徴や今年の改革の新たな方向性をテーマに、ネットユーザーとオンライン交流を行った。人民網(wǎng)が伝えた。

　オンライン交流での汪氏の発言內(nèi)容は以下の通り。

　都市化は、中國政府が差し當(dāng)たり取り組むべき重要任務(wù)のひとつである。都市化の推進(jìn)は、中國経済発展の潛在的問題を解決できるだけでなく、さまざまな社會問題も解決する。このような背景から、第18期中央委員會第3回全體會議（三中全會）と今回の「政府活動報告」の中で、都市化建設(shè)の推進(jìn)をどのように進(jìn)めていくかが、大きくクローズアップされることになった。「政府活動報告」で言及されているのは、「新型都市化」であり、これは、従來の「都市化」の概念とは一線を畫している。

　では、「新型都市化」とは何か？「政府活動報告」では、「人間本位の都市化」と定義されている。都市化の推進(jìn)は、國民の生活水準(zhǔn)を高める目的で行われ、それによって「人間本位の社會」における數(shù)々の問題の解決が可能となる?！溉碎g本位の都市化」の具體的內(nèi)容については、「政府活動報告」で詳細(xì)に述べられている。李総理は、「1億人の農(nóng)業(yè)人口を都市部に定住させる」、「１億人が住む都市部のバラック密集地や「城中村」（都市部で開発に取り殘された農(nóng)村區(qū)畫）を改善する」、「中西部の1億人が住む地域の都市化を?qū)g現(xiàn)する」という3點(diǎn)を、「3つの1億人問題」として大きく取り上げた。

　この「3つの1億人問題」は、実際、解決しなければならない大きな課題である。最初の「1億人の農(nóng)業(yè)人口を都市部に定住させる」問題については、すでに都市部で進(jìn)められており、地方から都市部に出て働いている人々の戸籍を都市に移し、都市に定住させる。これらは、特に、すでに都市部で就労している人や農(nóng)村から流入している人を?qū)澫螭趣筏郡猡韦馈?番目の「１億人が住む都市部のバラック密集地や「城中村」を改善する」の1億人は、すでに都市部に移り住んでいるものの、居住環(huán)境が極めて劣悪である人々の住宅環(huán)境の改善を目指す。最後の「中西部の1億人が住む地域の都市化を?qū)g現(xiàn)する」については、農(nóng)村部、特に中西部に居住する人々の問題解決を図るためには、都市化がかなり立ち遅れている中西部住民に焦點(diǎn)を當(dāng)て、都市化が全國でバランスの取れた発展を?qū)g現(xiàn)するよう促進(jìn)する方針だ。政府活動報告において、李総理が新型都市化の問題についての話が生き生きとしていて、非常に分かりやすかった。（編集ＫＭ）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月6日

【特集】2014年全人代と政協(xié)會議