稅関総署は23日、中國稅関博物館が3月30日、入場料無料でオープンすることを明らかにした。新華網(wǎng)が伝えた。
中國稅関博物館の所在地は、北京市東城區(qū)建國門內(nèi)大街2號。展示館の建築面積は9700平方メートル。稅関総署直屬の國家級業(yè)界別博物館で、全國稅関が全面的に一般公開する唯一の博物館となる。同博物館の展示構成は、常設展「果てしない壯大な稅関の道:中國稅関史文化展」、稅関所屬船「海関902」號など専門展3エリアおよび特別展3エリア。実物展示?図表、彫塑、マルチメディアなどの展示スタイルを組み合わせ、中國稅関の発展プロセスと業(yè)績を全面的に展示、現(xiàn)代の國家の水際取締?護衛(wèi)精神を発現(xiàn)、「國家が強いと稅関が振るい、國が弱いと稅関が衰える」という歴史的規(guī)律を掲示する。
同博物館には、各種秘蔵品など1萬8千點以上が収蔵されている。1992年の鄧小平の南巡講話(南方談話)の際に利用した稅関所屬船「海関902」號、新中國の初代稅関総署署長任命書、大龍切手(中國最初の切手)、広東稅関の十両馬蹄銀など貴重な稅関文化財、戦國時代の青銅剣、東北虎皮、象牙工蕓品など稅関が押収した密輸物品などが全て、開館後、來場者の前にお目見えする。
博物館は開館初日、最初の入場者に証明書を授與する予定。また、従來の除幕式やテープカットに代わり、學生による特別イベントを行うほか、現(xiàn)場でのボランティア募集、學術講座の開催など新しいタイプの各種イベントを開催する。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月24日
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