中國國家衛(wèi)生計畫出産委員會は14日に初の「中國家庭発展報告書」を発表した。同報告書によると、中國の世帯総數(shù)は約4億3000萬世帯で、世界全體の5分の1を占め、世界世帯數(shù)ランキングの首位だったことが明らかになった。この60數(shù)年間、人口政策や都市化、高齢化を背景にして、中國の世帯は核家族化が進むなど、さまざまな面で顕著な変化があった。人民日報海外版が伝えた。

■世帯規(guī)模の縮?。?世帯が平均世帯人數(shù)3人にまで減少

　1950年代前までは、中國の平均世帯人數(shù)は基本的に5.3人以上を維持していたが、新中國の成立以降、中國の世帯規(guī)模の縮小が始まった。

　報告書によると、1980年代以降、世帯規(guī)模の縮小が急遽に加速し、90年には平均世帯人數(shù)は3.96人、2012年には3.02人にまで減少。そして、現(xiàn)在中國は平均世帯人數(shù)が比較的少ない國家の1つとなった。

　人口変化の角度から見ると、初婚年齢の高齢化、未婚率や離婚率の上昇、低出生率、壽命の延び、人口流動などの要因が世帯規(guī)模の縮小を大きく促した。また、家庭に対する考え方の変化や生活水準の上昇、ライフスタイルの現(xiàn)代化、居住條件の改善などの経済?社會的要因もまた世帯規(guī)模の縮小を後押しした。

■少子化：獨身貴族、ディンクスの増加

　中國では単身世帯や夫婦2人世帯が急速に増加している。2010年には、この2つの世帯の合計は約1億6000萬世帯となり、全體の40％近くを占めた。

　初婚年齢の高齢化により単身者が増加し、人口流動により単身者および2人世帯が増加、高齢夫婦世帯の増加により2人世帯が増加した。近年、夫婦2人による核家族の比重が大幅に上昇している。主な要因として、中?高齢者夫婦が成人した子供と同居しないことや、多くの若い夫婦が出産を後伸ばしにしたり、子供を生まないことを選択することなどが挙げられる。

　この10年間で、都市部の単身世帯は1.5倍に増加し、農村の単身世帯も40％近くにまで増加した。これは主に、30代以上の単身者の増加や離婚率の上昇、配偶者が亡くなった後、単身で暮らす高齢者人數(shù)の増加によるものだ。

　未婚の単身世帯が増加している要因としては、個人が求める理想の向上や職場における競爭激化が、一部の層の結婚年齢を押し上げているほか、思うような結婚対象者が見つからないことが挙げられる。また、生活と考え方の変化から、積極的に単身生活を選択する人々もいる。